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震災情報No.11(2011.04.13)

◇石巻単組激励訪問の報告その2(4/4 9:30)
 透析勤務の単組委員長に地震発生以降の行動を聞かせてもらったので報告します。
○3月11日午後2時46分地震発生。当日、翌日と休みの予定だったが、病院に駆けつける。その車中で大津波の警報を聞く。登院してきた職員は最初一堂に集められ待機していたが、多くの市民が集まり始めたため、忙しくなりそうだと職場に入り片付けや準備などを始め、そのまま病院に泊り込む。
○3月12日石巻地区のほとんどの病院が被災したため、透析を必要とする患者が集まり始める。被災し病院に来られない職員もいるため勤務に就いたが、何をしたかはよく覚えていない。途中一度家に戻る。家自体は被災しなかったものの、途中の道路は冠水していたため6kmの道のりを2時間近くかけて歩いた。この時に巨大な津波が来たことを事実として体感する。
○3月13日になると透析患者がさらに増え、10時間シフトを組んで対応するが、実際には12時間から14時間の勤務となり、連日病院に泊り込む。この2,3日の食事はパン。そして院内テレビのニュースで津波の実態、被害の大きさを知る。
○3月20日頃から一部患者が仙台市内の病院に搬送され始め、少しずつ落ち着きを取り戻す。この間に休みは1日あったが、ガソリンの給油に徹夜で13時間並ぶ。
連休を過ぎ、さらに転院が進み通常より少し多い程度にまでに患者数が納まるようになってきた。そして3月28日の週になって通常の勤務シフトが組まれるようになる。
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