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秋年末のたたかいを意思統一

日赤労働者725号



■北信越地方協定期大会■


 北信越地方協は、一〇月四〜五日長野市のホテル信濃路において、第二二回定期大会を開きました。松本赤十字乳児院単組が欠席でしたが、六単組から二四名が参加して、今年の地方協のたたかいや交流を振り返り、単組の抱えている課題や問題点などを出し合い、討論交流しました。在院日数短縮で労働密度が高まっていること、時間外労働が増えていても手当の請求ができていないなどの実態がだされました。二〇〇三年度の活動方針として、定年制と早期退職勧奨制度の協定化と休日出勤手当を守るたたかい、職能給を導入させないたたかいを秋年末のたたかいとともに取り組むことを意思統一しました。役員は次のとおりです。

議長    西沢政則(長野)
副議長 矢崎敏雄(諏訪)
  四十九一嘉(富山)
  南雲啓二(長野)
書記長 和田敏幸(長野)
書記次長 赤羽貴行(豊科)

 


■近畿地方協定期大会■

写真 一〇月四日、近畿地方協は大阪において第二六回目の定期大会を開催しました。大会はとても和やかな雰囲気のなか進行し、参加した三一名の仲間から次々と日頃の思いが語られ、職場実態の交流が計られました。発言に共通した特徴は、本来赤十字として果たすべき役割を放棄し、患者や働くものたちに犠牲を強いながら人件費の削減と収益増を目的とした施設運営が進められていることでした。私たちがこれに対抗していくには、労働組合運動の原点に立ち返り、日常活動を地道に取り組み、組合員を増やして、患者や地域住民と手を取り合って運動して行くことが大切だということが討議を通して確認されました。これからも、みんなで学びあい、励ましあい、ともに前進する近畿地方協をめざします。

議長 吉田一江(大阪)
副議長 今堀美智子(大津)
  松木晴美(高槻)
  宮本保江(京二)
書記長 梶間 亘(専従)


■関東地方協定期大会■

写真 関東地方協は一〇月四〜五日、埼玉県名栗村において定期大会を開催し、〇二年度の総括と〇三年度の方針を決定し、たたかいの意思統一と交流を深めました。
 関東では二〇〇二年に武蔵野保育園がそれまでの新労を脱退し、全日赤の労働組合として誕生。今年は地域に呼びかけて三回の学習会を成功させ、地域の保育を守る運動の先頭に立つなど、運動のけん引者の役割を果たしています。また、医療センター単組から労基署への告発も行い、病棟カンファレンスを業務と認めさせた経験などが話されました。

議長 路野俊雄(成田)
副議長 笠原紀子(医C)
  高清水恵子(武蔵野)
書記長 藤田省吾(専従)
書記次長 関根和夫(さいたま)

 

 




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