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来てみんさい!!秋は安芸ない…シカも宮島じゃけぇ

日赤労働者727号



 第20回リブ・ヤング・オータムin広島

 秋の安芸がもっとも良い観光のシーズンです。この良い時期に広島県・宮島で第二〇回リブ・ヤング・オータムを開催し、十八単組、四八名が参加、二泊三日楽しく交流しました。

 

一日目

 午後二時から受け付け開始。開会式は、現地・青年協からの挨拶のあと、本部中村書記長の「リブと私」、一九七二年の霧ヶ峰で開催された初回からの「リブ・ヤング」写真を見ながら振り返りました。今や単組の中心となられた方々の若かりし姿にみんなビックリしてました。「リブがあったからこそ、僕は今ここにいる」との中村書記長の言葉に、「リブは、全日赤にとって必要なものだ」と改めて感じました。
 「原爆とヒロシマ」をテーマに学習会を行いました。元中学校の教師だった高橋先生は、「ヒロシマのことを学習することは、今世界で起こっていることを理解するために必要なこと。人間だけが追体験できる」と情勢を交えて、医療労働者として何ができるのか考えて欲しいと力強くメッセージをくださいました。一時間半ぶっ続けの講義ですが、居眠りする人もなく参加者は真剣に聞いていました。(当たり前ですかね)。参加者からもかなり好評でした。八月の原水禁世界大会に、青年協で参加できたらいいなと考えてます。
 夕食交流会では、地方協毎の自己紹介のあと、班別のゲームを行いました。リブ特製のしゃもじ(宮島の名産)を使った『しゃもじリレー』や『ロシアンもみじ(わさび入りもみじ饅頭を食べた人をあてる)』のゲームでは、演技のうまさに笑いが絶えませんでした。そして、伝説のおどり「アブラハム」の伝承も…。

二日目

 朝から「オリエンテーリングde宮島」と題し、班で宮島内の散策を行いました。ただの観光ではありません。実行委員から渡された「写真」を手がかりに同じ場所で写真を撮って来るというもの。各班、オリジナリティあふれる写真を撮ってきてくれました。
 夕食交流会は、オリエンテーリングの採点をしたあと、恒例の地方協別の出し物。「漢字クイズ」から「イカ踊り」、都はるみやサザン、ヒデキまでオリジナルの踊りなどなど、手の込んだものばかり。みんな、なかなかの芸達者です。中には撮影禁止の出し物まで、たのしい時間を過ごすことが出来ました。そして、夜は両日とも班で遅くまで交流をしました。

三日目

 お別れの日は、閉会式と第十四回青年代表者会議を行いました。会議では、地方協別の話し合いの時間を設け、リブのことや職場のこと、各地方協毎の青年集会について話し合いました。
 あっと言う間の三日間でしたが、分かったこと「青年は集まれば元気が出る。こんな時だからこそリブをやって良かったな」です。中四国の青年は、この一年間、リブの準備で何度も集まりました。今まで、青年同士あまり交流はありませんでしたが、当日はおそろいの黒Tシャツを着て、参加者を迎えることが出来ました。また、リブ特製のしゃもじを参加者全員にプレゼントしました。
 次回は、来年九月、近畿で行う「第二十一回リブ・ヤング」でお会いしましょ。





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