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第二九回中高年者集会 旧交を温め楽しく交流

日赤労働者727号



 全日赤第二九回中高年者集会・かぐわしき会総会が、一〇月二六日〜二八日の二泊三日にかけて香川県香川町にて開催されました。
 今回の集会には、北海道から九州まで、二一単組九二名が参加し、永年同じ赤十字の職員として働き、運動してきた仲間として旧交を温め、楽しく交流を行ないました。

次回三〇回を記念し北海道開催を予定

 かぐわしき会総会は、塩冶会長の開会挨拶に続き、太田全日赤委員長から総選挙を目前にした情勢と日赤本社の動きが報告されました。その中で、全日赤のたたかいの到達点を職員に訴えて組織拡大を大いに進めることを訴えました。
 その後、岡田副委員長から「一年間の取組みの報告と運動の呼びかけ」と次年度の幹事会役員を提案し、承認を受けました。
 次回(二〇〇四年)の総会は、三〇回を記念し、北海道開催を予定して準備を進めることとなりました。
 討論では、高松単組の「みどり園」闘争の報告を受けた後に、各単組・地方協での取組みについて報告し合いました。

「日本赤十字の素顔」を学習

 総会に先立ち、「日本赤十字の素顔」をテーマに、「(1)町内会と日赤の関係、(2)日赤のあるべき姿を考える」について、著者の一人である川口啓子(大阪健康福祉短期大学助教授)氏を講師に学習会を行ないました。
 また、イラク自衛隊派遣に伴なった「日赤労働者の救護派遣の危険性」が指摘され、その学習の重要性も確認されました。

楽しく交流ツアー

【第二日目】 第一日目のかぐわしき会総会の後、二日目からは、栗林公園、八島、鳴門観潮船、鳴門大橋、淡路人形浄瑠璃を経て、ホテルへと向かいました。
 鳴門海峡の渦潮も感嘆するものですが、淡路嶋が生み育てた五百年の歴史を持つ人形浄瑠璃は、人の心に訴えかけてくる凄さがあります。五世紀前につくられた人形とは思えないほどの仕掛けと三人で操る見事な動き、そして人形と三味線と義太夫の語りの三位一体がつくりだす感情豊かな人形芝居には驚嘆させられました。
【最終日】 淡路島の震災記念館を訪れ、震災により地盤が一・五メートルものズレがおこった被害の凄さを改めて痛感させられました。最後に神戸へ渡り、異人館巡りの後に、それぞれの帰路につきました。

二〇〇三年度役員を選出

会 長塩冶一彦(松江)
副会長土井重勝(京二)
事務局長 岡田光久(本部)
幹 事磯江七郎(釧路)
滝口妙子(盛岡)
路野俊雄(成田)
矢崎俊雄(諏訪)
早野淳子(京二)
篠田栄次(高松)
松原公彦(大分)
事務局河野昌晃(本部)
会計監査深沢英子(医セ)
前田伸子(医セ)
以上





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