JRCSWU

なっちゃんとうちゃんのなぜなぜ問答

日赤労働者729号



 

自衛隊のイラク派遣の中止を求める女たちの集会
航空医療新聞 三組合女性委員長のよびかけで国会内集会

写真 一月一三日、「自衛隊のイラク派遣を中止させるために、いのちを生みはぐくむ女性として、できるところから共同を」と女性たちの集会が衆議院第一議員会館で開かれました。集会を呼びかけたのは、航空労組連絡会の内田妙子議長、日本医労連の田中千恵子委員長、日本新聞労働組合連合会の明珍美紀委員長の三人。全国から様々な団体と個人が集まり、約一六〇名が参加して、次々とリレートークをしました。
 内田議長は、「自衛隊を派遣すれば、日本の民間航空機がテロの標的にされる危機が高まる」、田中委員長は「『再び白衣を戦場の血で汚さない』というのが、医療労働者の誓い、人道的な医療支援こそするべきです」、明珍委員長は「小泉首相は、国民への説明責任を果たしていない。政府が自衛隊のイラクでの活動について報道自粛を言っていることは許せない」とそれぞれ訴えました。

写真
元従軍看護婦守谷さんも来られていました

 集会に先立ち、三労組委員長は、自衛隊のイラク派遣の即時中止をもとめて、小泉首相あてに緊急要請をしました。要請は「平和憲法をもつ日本が担うべき役割は、決して自衛隊の派遣ではなく、外交による解決に向けて努力することです。航空、医療、新聞に関わる労働者として、国民のいのちと安全を守る立場から、自衛隊のイラク派遣に反対します」と述べています。要請を受けた内閣府の係官は、小泉首相に届けることを約束しました。

 




過去の記事 目次へ戻る