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願いは一つ「テロも戦争もない平和な世界」
3・20国際共同行動

日赤労働者731号



写真 写真二〇〇三年三月二十日、イラク戦争が始まりました。国連安保理の承認もなく、国際法にも違反したアメリカの先制攻撃から一年、世界は大きく動いてきました。
 この三月十四日に投票が行われたスペインの総選挙ではイラク戦争を積極的に加担・協力してきた与党政権が敗北し、イラク戦争に反対しイラクからの兵力撤退を掲げた野党が勝利する、という結果になりヨーロッパだけでなく世界中を揺るがしています。
 そんな中で迎えた三月二十日をイラク戦争と占領に反対する国際共同行動日として、世界全体で数百万人の「NO WAR」の声が駆けめぐりました。日本各地でもこの日の行動に数十万人が参加しました。
 現在、武器を持った自衛隊がイラクに派兵されています。さらに、国際軍事貢献(=アメリカの戦争に参加)のためには「戦争の放棄」を掲げた憲法九条が邪魔だから変えてしまおうと、自民党、公明党、民主党がこぞって提案しています。
 私たちがこのままこの事態を黙認していては、日本は「戦争をする国」の道をひたすら進むことになり、テロも戦争もない平和な世の中は実現しません。国民一人ひとりがこの問題にしっかり向き合って、できることから行動してみることが大切なのではないでしょうか。

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