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年金を知って政治に怒りが…
北信越地方協中高年学習会

日赤労働者731号



 二月二八〜二九日、長野県下伊那郡阿智村昼神温泉郷で、北信越地方協の中高年学習会が開かれました。参加者は長野単組九名、富山単組五名、諏訪単組七名、豊科単組九名、下伊那単組一〇名、川西単組三名、地方協一名、本部一名で全部で四五名でした。二八日は夕食をとりながら、楽しく交流をして、お互いの労働条件などについて意見交換をしました。
 二九日は講師に全日本年金者組合の中央執行委員で、自治体の年金相談室の室長をやっている阿久津嘉子さんを迎えて学習会をおこないました。年金の歴史、現在の年金制度の仕組み、今国会に出されている「年金改悪案」、国際的にみて日本の年金制度は何が問題かなど様々な観点から語られ、難しいと思っていた年金について大分分かるようになりました。これから保険料は毎年アップし、最終的に一八・三%の負担になること、支給率は下がってゆくことを知り、怒りがこみ上げてきました。全日本年金者組合は現在六万人を超えていてどんどん増えているが、イタリアでは三〇〇万人も組織されおり、政策にも大きな影響を与えていることを聴いて、私たちも頑張らなくてはと決意をあらたにしました。参加者からは色々な質問もでて、もっと時間がほしいと思った学習会でした。

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