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ようこそ全日赤へ 全国で新入職員歓迎会

日赤労働者732号



 四月に入り、全国各地で新入職員歓迎会の取り組みが行われています。その中からいくつかの取り組みを紹介します。

手料理で歓迎、二人芝居に拍手
医療センター単組

 四月五日、医療センター単組は、宮代ハウス(看護師寮)のたたみの部屋で、新人歓迎会を開催、たくさんの手料理で歓迎しました。何人かが休みをとり、おにぎり、ポテトサラダ、鶏のからあげなどを用意しました。ケーキを焼いてきた人もいました。参加した新入職員に組合の大切なことを熱く語ったのですが、圧巻は、組合の歴史を二人劇にして演じたことでした。いろんなタイプの看護師を演じた岩沢さんと、看護部長を演じた高橋さんには大きな拍手が沸きました。手料理とお芝居は伝統になっており、楽しく暖かみのある歓迎会となりました。組合員も増えました。

先輩とともに
さいたま単組

 四月一五日、さいたま単組は地下食堂で新人歓迎を催しました。一五日といえば、もう新人も業務で忙しく、残業している人も多いため参加者を集めるのに一苦労でした。更衣室の前で呼び込みをして、先輩たちには新人を連れて参加してほしいと訴えました。ある病棟は、先輩ナース二人が新人とともに参加、用意したピザなどを食べながら楽しく交流、組合の大切さを訴え、全員加入となりました。
 大崎執行委員長から賃金の明細表の読み方などを説明したり、医労連共済をすすめたりしました。
 加入に至らなかった新人には職場で声をかけようということになりました。

パワーポイントで説明してゲームで盛り上げて…
成田単組

 成田単組は四月一日、院内の研修室で新入職員歓迎会と組合説明会を開きました。新入職員は看護師を中心に八〇名あまり、そのうちの三五名が参加、五つのテーブルに分かれて座り、路野書記長が司会、纐纈執行委員長の挨拶、八木原県医労連書記長の挨拶のあとパワーポイントを使って組合の説明をおこないました。
 参加者は用意された、サンドイッチ、イチゴを食べながら和やかに談笑、手元には全日赤本部作成のパンフ、共済のおさそい、労金からのチラシなどなど、喜ばれたのは、単組作成の白衣の胸に納まる、「JCSカード(意識状態を判定するときに使う指標)」でした。
 ゲームで盛り上がったあと、組合加入用紙に記入をすすめ、二二名が加入してくれました。参加できなかった新人にパンフを渡し、職場で誘おうとみんなで決意して終わりました。

○×クイズで盛大に
大津単組

 四月二一日、職員食堂を使ってケーキ・サンドウィッチ・お菓子を囲みながら、一八〇名(うち新採用者四二名)の参加で新採用者歓迎会を行いました。組合を知ってもらうため、賃金・時間外について、さらには、年金制度・医労連共済のことなどを○×クイズにし、盛り上がりました。
 組合で勝ち取ってきた『準夜のタクシー送り』『院内保育所』などを先輩が熱く語り、二二名が組合に加入しました。加入用紙意見欄の「休みを増やして欲しい」「働きやすい職場にして欲しい」という新採用者の要求実現をめざして一緒に頑張っていきたいと思います。(大濱・鎌倉)

新人歓迎カレー会
高松単組

写真 四月二一日高松単組では、新人歓迎カレー会を行いました。
 新人さんには「ご招待券」が配られました。組合事務所の廊下に広がるカレーの匂いにつられて、まず深夜明けさんが、そして昼ごろには新人さんなどを連れた組合員さんがやってきます。
 たくさんの愛情で前日から煮込んだカレーは、あっと言う間に一二五名のお腹に入り「とてもおいしい」と大好評で、昼過ぎには売れ切れてしまい、にぎやかな時を過ごしました。

 

 

 

 

ビデオ「それいけクミアイ」を使って説明会
伊達単組

 四月一日の組合説明会でビデオ『それゆけクミアイ』を見てもらいました。新卒さんには好評で、途中「看護師の結婚の自由がなかった」「夜勤が2週間連続であった」ということについては「え〜!」「うそ!」等と反応がありました。このビデオで少しは組合について解って貰えたのではないかと思います。説明会自体は1時間弱でしたが、ビデオを使用したことで堅苦しくならずに終れたと思います。これから新卒さんは研修に入り三週目にならないと病棟にはきませんが、声かけをして一人でも多く加入して貰える様頑張ります。(西晴美)

さあ新歓!労働組合の存在意義をアピールしよう
高槻単組

 四月一日の新歓行動は朝ビラから始まり、正装した組合員がカーネーションと組合マガジンを手渡しました。昼休みには、病院のオリエンテーション会場に出向き、夕方の歓迎会へのお誘いを行いました。夕方が終わる時間には会場出口から階段の踊り場など誘導員を配置し、歓迎会への参加を呼びかけた結果、多くの新職員が参加しました。歓迎会は短時間でしたが、今年はゲームの時間を作り楽しい雰囲気の中、サンドイッチなど軽食を食べながら組合の説明を聞いてもらいました。


 「組織拡大に特効薬はない」とよくいいますが、あきらめないで、粘り強く取り組んだところでは成果が出ています。中でも、新歓は労働組合の存在をアピールする絶好のチャンスです。職場には「身近で頼れる」先輩からの声かけを待っている人がきっといっぱいいると思います。皆さんのまわりにいる、まだ組合に入っていない人に声をかけることから始めましょう。「案ずるより産むが易し」、何よりも行動することが大切です。

 




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