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第27回組織拡大・強化対策会議&学習会開催

日赤労働者739号



 全日赤は一〇月十六日から十七日、第二七回組織拡大・強化対策会議&学習会を神奈川・マホロバマインズ三浦で開催しました。十六日午前には、それに先立ち組織拡大・強化3カ年計画推進委員会を開催。路野俊雄(成田単組・関東地方協議長)委員長、西尾糸子(松江単組)副委員長を選出しました。
 十六日の企画は「青年」と合同で学習会。冒頭太田執行委員長のあいさつのあと、「憲法と平和」「働くもののメンタルヘルスと職場の労働安全衛生」について学習を行いました(後日「日赤労働者」で要約を掲載します)。さらに中村書記長から、〇四秋年末闘争の情勢とたたかい方に提案がありました。その夜は、いくつかのグループに分かれて、遅くまで討論と交流(お酒も)を深めました。

 翌十七日、路野・推進委員長の開会あいさつで「対策会議」はスタート。続いて、梶間亙組織部長より、『「組織拡大3カ年計画」最終年度の前進をめざして』の報告・提案がありました。そして、討論では、「新人を表にして加入すると花マルをつけ、加入状況は職場に知らせてある(長野)」「3年目までの未加入者をリストアップして声をかけた(伊達)」「職場集会に非組合員に参加してもらい勧めた(北見)」等の経験が出されました。

 また、8ヵ月連続拡大の医療センターからは、「単組の大会で危機感を訴えた」「組合員のいる職場は年休取得率が高い。職場で組合を語れる人がいる中、組合が駆け込み寺になっている」との発言がありました。

 西尾副委員長は、「私は安全・安心の医療、看護を提供するという原点、そのためには組合に入るのが当然と訴えている」「楽しくやる。誰にでも声をかける。気楽にやる」「8千名ではなく1万名をめざすべき」と強調しました。

 最後に河野書記次長は、「安全・安心の医療・看護を提供するために、人間らしく働くことが基本」「こころざしは1万名。当面この秋年末で8千名を達成しよう」と呼びかけ、終了しました。

隣の人にインタビュー
  第15回青年代表者会議 

 組織の会議と平行して、第十五回青年代表者会議を行いました。十五単組二十二名が参加しました。このうち約半数が前の月に行ったリブ・ヤング・サマーin近畿(青年集会)の参加者で「みんな集まるって聞いたから来た」と、一ヶ月ぶりの再会を喜んでいました。会議の内容は、議案を提案したあと、「青年インタビュー」を行いました。この「青年インタビュー」は、全教や健保労組の青年で取り組まれていて、仕事や職場、生活、将来の事について聴き、青年の要求を掘り出すモノです。まず、中小路中執より「労働組合とは、要求とは」という口演のあと、隣同士でインタビューを行いました。『仕事を選んだ理由』『今学びたいこと』『職場にゆとりがあったら』などの質問に対して、それぞれしっかりした意見を持っていました。その中でも「患者さんとゆっくり話しがしたいけど出来ない」「もっと人を増やして欲しい」「疲れすぎて眠れない」など、「余裕をもって仕事がしたい、もっと自分の技術を磨きたい」と理想と現実のギャップに矛盾を抱えながらも働いている事が解りました。「時間外労働がある」「ベットサイドに行く時間が足りない」「休みが取れない」ことは、『人手不足』が大きな原因なのですが、「どうして人が足りないのか」私たち青年も考えていく必要があります。職場や単組でも是非、青年と一緒に考えてください。最後に、来年の秋に次回の青年代表者会議と併せて、リブ・ヤングを東北地方協で行うことを確認して会議を終了しました。




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