JRCSWU

地方協内の団結と全国的な運動の強化を確認

日赤労働者740号



九州地方協定期大会

 全日赤九州地方協第二六回定期大会が、二〇〇四年一〇月二四日、佐賀県唐津市にて開催され、議案に基づき地方協としての一年間の取り組みと今後の方針が意思統一され、各単組からは単組での課題やたたかいについて報告されました。唐津単組では二交替制の試行が導入され、職場では物言えぬ状態に置かれているなかで組合として宣伝強化に取り組んでいます。長崎でも多良見問題と関連して二交替制の動きが出てきています。また不払い残業一掃の取り組みでも、退勤調査は全単組が取り組み、大分では自由参加の学習会に出欠を取っていることが職場の不満となっています。鹿児島では急性期病院となったことで業務量が増え煩雑になったことで職場がギスギスしてきています。
 役員選出では、川下議長の退職辞任により大分単組の高藤さんを新議長に選出し新たに書記次長を加えて新体制を確立しました。

議 長 高藤千鶴(大分)
副議長 首藤章弘(大分)
小関 学(長崎)
書記長 大久保久美子 (鹿児島)
書記次長 折尾とみえ(唐津)
女性部長 山下久美(大分)
青年部長 土橋由香(長崎)
会 計 有村由美子 (鹿児島)
会計監査 青木みち子(唐津)

関東地方協定期大会

 関東地方協は一〇月二十二〜二十三日、山梨県・河口湖第一ホテルで二〇〇四年度定期大会を二十二名の参加で開催しました。討論では、一年間の取組みを総括するとともに、退勤調査と組織拡大に全力をあげることが話し合われました。また、交流会では今回退任することになった笠原紀子副議長(医療センター)の多年にわたる労をねぎらいました。新地方協役員は次の通りです。

議 長 路野俊雄(成田)
副議長 岩沢光子(医C)
高清水恵子(武蔵野)
書記長 藤田省吾(専従)
書記次長 関根和夫(さいたま)
執行委員 石田和美(大森) 
大崎久志(さいたま)
小泉憲治(成田)
鈴木淳一(成田)
会計監査 飯島征雄(埼玉血)

中四国地方協定期大会

 一一月六日〜七日、香川県・高松市で中四国地方協の定期大会が行われ二四名が参加しました。単組で取り組まれた退勤時間調査では、『組合の姿のみえる運動』で、組織拡大にもつながり執行部が元気になりました。「組合未加入の職員や管理者も調査に協力した」「始めデータ収集に力を入れていたが、組合をアピールしたり、思いを受け止めたり、話しを出来る場という意識に変わり、質問内容を具体的なものに変えて次回調査したい」など出されました。しかし調査の実態は悲惨なもので、就業前1時間から就業後2時間半以上の時間外労働をしていたり、一度タイムカードを押してから職場に戻り残業する職員もいました。職場には、まだまだ時間外労働の請求をできない雰囲気があり、改めて実態を知る機会となりました。また組織拡大の方法として「時間外手当を取れば、組合費がまかなえるとか共済のことを具体的に話しをする」「絶えず加入書を持ち歩き、そのとき書いてもらう」などアイデア交流する事が出来ました。今まさにどの施設でも経営優先の合理化に向け、労働者に対する攻撃がかけられています。「患者さん・利用者のための安全・安心の医療を目指す」ことを意思統一し会議を終了しました。新しい役員は以下の通りです。

議 長 笠原秀憲(松江)
副議長 山地好市(高知)
書記長 鍵浦清子(広島)
書記次長 出合仁美(山口)

東北地方協定期大会

 十一月六日〜七日、紅葉が映える岩手県繋温泉にて二十二名の参加で定期大会を開催しました。
 大会では、一年間の活動報告を行ないました。特に、九月に開催した「和みフェスタ」は、近年最大の参加(六十名)で成功したことを全体で確信となったことを確認しました。そして運動方針は、全日赤への結集強化と地方協内の団結強化と相互支援を確認しました。
 又大会は、財政報告・方針を確認すると共に、新年度の役員体制を確立しました。この間、高野前議長のあとを引き継いだ柏谷議長は二十年間にわたって議長として支えてこられたこと、田村副議長も同様に長年副議長として支えてこられたことに参加者一同感謝し、大会を閉会いたしました。新たに選出された役員は次のとおりです。

議 長 渋谷 一(秋田)
副議長 小沢優子(八戸)
保坂繁晴(秋田血)
書記長 浅沼匡介(盛岡)
書記次長 高橋美奈子(盛岡)
執行委員 下館光子(八戸)
石上悦子(盛岡)
菅野 哲(盛岡)
滝口妙子(盛岡)
工藤滝子(秋田)
田山明義(秋田)
照井健良(秋田血)
松村高子(石巻)



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