はじめまして全日赤です |
日赤労働者745号 |
全日赤は日赤で働く人たちの労働組合です全日赤は、正式名称を全日本赤十字労働組合連合会といって、北海道から沖縄まで全国の日赤施設(病院・血液センター・乳児院や保育所などの社会福祉施設)に働く労働者でつくっている労働組合です。一九四六年に結成されました。全日赤は、上部団体である日本医療労働組合連合会(日本医労連:一七万人)に加盟しています。本部は東京の台東区入谷(浅草まで歩いて一〇分ぐらいです)にあり、全国の六二の単位組合、約八〇〇〇名の組合員によって構成されています。 労働組合ってなんでしょう? もしも、労働組合がなかったら? 残念ながら今の日赤では、きびしい医療情勢のなかで効率的運営を徹底し、人員を減らして人件費を削り、患者からは一円でも多く収益を上げることに専念している現状があります。 労働組合は、なにをするの?「一人はみんなのために、みんなは一人のために」これは労働組合の存在意義を端的に表現する言葉です。一人ひとりが力を寄せ合うことによって仲間の利益を守り、そして自分の身が守れます。でも最初から、なにもかもバリバリ運動できる人なんていません。まず、あなたが組合に入るという始めの一歩を踏み出すことが、仲間への大きな励ましとなり、大きな力となるのです。そして組合に加入してから一つひとつ運動に参加し、体験してみてください。「労働金庫」や「医労連共済」などは組合員しか利用できません。また、組合は闘争ばかりやっているのではなく、青年部などの活動やレクレーション、看護講座や医療研究集会など医療・看護について学びあう機会もたくさんあります。そして日赤だけでなく日本中の働く人たちと交流できる機会もたくさんあります。 組合費は、なんのために? みなさんの組合加入を心から呼びかけます「毎日いきいきと明るい職場で働きたい。そして医療労働者として、患者さんから喜ばれる仕事ができて、働きがいも得たい」そういう思いを実現していくのが労働組合なんです。働くものにとって数は力です。みなさんも、ぜひ、全日赤に加入してください。組合員一同、みなさんの加入を心からお待ちしています。 |
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