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日赤労働者745号 |
働きやすい職場に 北海道 新入職員の皆さん就職おめでとうございます。私は、七年前まで個人病院で働いていました。そこでは労働組合というものは無く労働条件というものが皆無に等しかったのです。日曜日に働いても代わりの休みが無く十三日連続勤務という事もよくありました。この連続勤務の中には、当直勤務もあったのです。こんな過酷な勤務は今の世の中考えられないと皆さんおおもいでしょう。しかし、これが労働組合の無いところでの現実の一部です。 仲間ができる 東北 新入職員のみなさん入職おめでとうございます。みなさんは労働組合と聞けば何を想像しますか?労働組合=金をくれ〜≠ニ言って仕事をしないで座り込みをしている、私はそう思っていたからです。しかし、そうでないのが労働組合です。組合に入って良かったと思うことは、常に組合の人達に守られていることかな。特に若いっていうだけでかわいがってくれます。病院の廊下を歩いていても知らない組合員に声をかけられ名前を覚えてもらえます。それだけでうれしくなるし、元気のパワーをもらっているような気持ちになります。また、交流会に参加すると年齢を問わずたくさんの仲間が出来ます。新入職員のみなさんに言いたいことは、組合に入って交流会でお会いしましょう≠ニいうことです。 間違いないっ! 関東 労働組合というと、世間一般では固いイメージがありますが、まさにそのとおり。否定できませんから、残念!という感じです。実際、労働組合法では第2条に「労働組合とは、労働者が主体となって自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体またはその連合団体をいう」とあります。固くないわけがない、間違いないっ! 働く条件を交渉 北信越 新入職員のみなさん、ご就職おめでとう。労働組合が存在する職場に入られて本当によかったですね。みなさんの働く条件は賃金、労働時間、休日などすべて日赤本社や施設の管理者と労働組合とで交渉して決まっています。だからそれらの労働条件について、要求を出すことが出来るし、話し合うことができるのです。今あちこちの医療や福祉施設で、次々と労働組合が誕生しています。ぜひ労働組合に参加して、いっしょにがんばりませんか。こころから歓迎いたします。」 組合員の力が必要 近畿 新入職員のみなさん、就職おめでとうございます。医療に働く仲間として、心からみなさんを歓迎します。 力になります 中四国 新入職員のみなさん、就職おめでとうございます。 視野を広げよう 九州 組合とは何だろう?と役員をするまではあまり良く分かりませんでした。しかし色々な仕事をしていくうちに、「組合って職種や年齢を問わず、みんなで良い職場作りをするために協力しあっているんだなぁ」ということが分かりました。その活動は病院内だけでなく、院外、さらには県外にまで及んでいます。長崎では昨年、九州ブロックアクト(医労連の青年交流集会)が開催されました。組合に入っている九州・沖縄の青年が長崎に集まり、講義を聞いたり、班毎で長崎市内のオリエンテーリングを行なったりして交流を深めました。二泊三日だったのですが、最後には全員が仲良くなり、九州のあちこちに仲間ができて心強くなりました。気持ちよく働くために、また自分の視野を広げるためにも、組合はとても必要なものです。一人でも多くの加入が組合活動を活発なものにします。みなさんも就職を機にぜひ組合に加入してください。 |
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