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3・4春闘中央行動

日赤労働者745号



 全労連や国民春闘共闘委員会に加盟する労組が「〇五春闘勝利3・4一日総行動」を展開し、東京・日比谷野外音楽堂の中央総決起集会には冷たい雪が降る中、六千人が参加しました。
 日本医労連はこの行動に連動して、日比谷公会堂で「国公立・公的医療機関を守る学習決起集会」や霞ヶ関の省庁交渉、団体・国会議員要請行動と品川で全社連包囲行動を展開しました。全日赤もこれらの行動に結集するために、前日の三月三日に『第二十八回組織拡大対策会議』を開催し新職員歓迎会に力を入れようと意思統一しました。

学習総決起集会と中央総決起集会

 四日「国公立・公的医療機関を守る学習決起集会」では、全医労や全労災および健保労組に掛けられた攻撃と公的医療を守る立場での闘いの報告が行なわれました。
 また記念講演では、厚生年金病院の存続を求めて運動を行なっている温泉ジャーナリスト・丸山和彦氏(世話人幹事長)の「湯布院からのメッセージ」として患者・地域住民が職員と共に運動している姿が報告され、労働組合への熱い期待も語っていただきました。
 そして、降りしきる雪のなか日比谷野外音楽堂へ移動。集会は、日本医労連の田中委員長が呼びかけ3団体を代表して挨拶。青年・女性・パートのみなさんによる寸劇や岡山医労連の憲法守れ・人権サンバの踊りでこの春闘での決意を表明するなど活気ある集会でした。

公的医療守れ、成果主義賃金反対 全社連包囲行動

 その後全日赤は、民間全国組合の仲間とともに「全社連包囲行動」に参加しました。全社連は社会保険庁から厚生年金病院や社会保険病院の経営を委託され運営していますが、いま財政悪化を理由に病院の統廃合や職員給与に対する定期昇給廃止、本俸一律5%カットを強行。そして、成果主義賃金の導入も協定破棄を行ないながら強行しようとしています。
 全社連がある品川駅周辺で、宣伝カーを中心に四〇〇名が沿道に整然と並び全社連に対する抗議の集会を行ない、要請団を送り出した後、全社連前を通って区立高輪公園で解散となりました。




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