各単組では、新職員を迎えて心から歓迎し、様々な歓迎行事を行なっています。和やかな雰囲気のなかで組合の説明をすることで、続々と新しい組合員が増えている報告が寄せられています。

病院オリエンテーションで説明（長崎単組）

　いつになく肌寒さを感じる今年の春、我が原爆病院にもフレッシュな新入社員が就職しました。今年は原爆諫早病院開院に伴い、例年より多い四二名の新入職員を迎えることとなりました。四月五日、私たち執行部は、新人オリエンテーションの昼休みを利用し、毎年恒例の新人勧誘を行ないました。会場には院長、事務長、看護部長等、お偉い方々が身を連ねる中、私たちは、本部から送られてきたパンフレットと労金の粗品を抱え、それを餌に、いえいえそれをお祝いの気持ちとし、勧誘を行ないました。勧誘の中では、小関書記長が笑いを交えながら組合の強さ、必要性、ありがたさを語り、院長達が苦笑するなか、新入職員はお弁当に手も出ないくらい話に耳を傾けていました。その甲斐もあり、新入職員は見事二十九名組合に加入してくれました。これから私たちは、新しい仲間が親しみを持ち、組合に入って良かったと思えるようサポートして行きたいと考えています。若い力で働きやすい職場を作ろう。それが今期の目標です。

連続歓迎企画で拡大　（高槻単組）

　四月一日は毎年恒例となった新職員歓迎行動で、朝ビラをしながら新職員を迎え、昼休みにはマガジンの説明と茶話会へのお誘いをし、夕方にはオリエンテーション直後に職員休憩室で茶話会を行ないました。茶話会には三十八名の新職員が参加し、会場は満員御礼状態となりましたが、ドーナツとお菓子を用意し和やかな雰囲気のなか、組合の説明を行ないました。去年と違いオリエンテーションの中で自己紹介をしていなかったので、限られた時間ではありましたが、茶話会のなかで急遽、自己紹介の時間を設けました。新職員達はお互いのことを知ることができたし、より一層和やかな雰囲気となりました。残り時間で役員がテーブル毎に質問を受けながら組合加入を訴えました。
　 今年は二日が土曜日ということで、昼から新職員歓迎ボーリングを企画し十二名の新職員が参加してくれました。ボーリングの後、ファミレスで交流会をしましたが、その場で昨日渡した加入書を提出してくれる人がいるなど、連続した企画が拡大につながりました。また、両日とも組合に対する質問が出されるなか、十二日には新組合員教室と合わせて組合説明会を開催しました。加入した人を含め５名の新職員が参加し熱心に話をきいてくれました。

マツケンサンバで拡大（大津単組）

　大津の新歓は毎年実行委員会形式で開催されています。今年は四月一三日、職員食堂で開催されました。職場の忙しさを反映してか、残った仕事を途中で置いて参加する人がいました。先輩と新人あわせて二百人の会場はとても賑やかでした。
　 先輩からは「嘱託として配属された職場には組合員がいなくて、上司の言うことが病院の言うことであり、それが全てという状態だった。皆さんは最初から組合のある職場で働けて幸せだと思う」というメッセージが寄せられました。続いて長年の運動でかちとってきた労働条件やその歴史などが○×クイズで出され、最後は精神科病棟と執行部の有志によるマツケンサンバ�U、書記長自ら手作りカツラをかぶって踊っていました。
　 突然インタビューの中で新人さんは「組合ってこんな面白いこともするんですね」と感想を述べ、司会者が「皆さんも組合に入れば歌って踊れる看護師になれますよ」とこれに応じ、終始楽しく和やかな歓迎会でした。一八人がその日に加入しました。

手作り料理と日赤サンバ　（医療センター単組）

　四月四日、今年の歓迎会は病院の改築等でいつもの場所が確保できなかったので、組合事務所での開催となりました。夕方、病院のオリエンテーションが終わるのを講堂の外で待ち、廊下の曲がり角ごとに組合員を配置して、講堂から出てきた新人たちを笑顔で迎えながら事務所まで誘導しました。この作戦が効いたのか二八人の新人が参加、組合事務所は一気に華やいだ雰囲気になりました。
　 事務所には組合員たちが準備した手作り料理がテーブル一杯に並んでいました。新歓が始まると、まず先輩から自己紹介と「頑張って、とりあえず三年は働き続けましょうね」という歓迎と激励のメッセージ、その後は新人参加者の自己紹介、ビンゴゲーム、日赤サンバ（作詞は組織部の西内さん）をみんなでうたって盛り上がりました。早速その場で加入を決意した人もいて、みんなで拍手で歓迎しました。

パワーポイントで組合説明（成田単組）

　参加者は受付だけで帰ってしまった人も含めて、四十三名でした。今回は病院の研修会の中で呼びかけの時間が出来ました。そのため、新人のほとんどの人には呼びかけられました。歓迎会では恒例のパワーポイントで組合の説明をし、ゲームもしました。
　 当日の組合加入は六名でしたが、その後、職場委員が九名も増やしてくれるなど、二十一日までに二十四名拡大しました。まだまだ増えそうです。