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日赤労働者747号



 「夕食を一緒に摂りたい」と久しぶりに連絡が入り、娘夫婦は孫を連れてきた。実に二ヶ月ぶり。娘は孫を乳母車に入れ、旦那はおぶり紐でもう一人の孫を抱えている。二卵性の双子なのだ(孫は本当に可愛いねぇー)▼焼肉屋で舌鼓。五月のゴールデンウィークが近づいてきているので、予定を聞いてみた▼「暦どおり休めると思っていたら、お店の内装工事で出なければならないっすよ」「へーぇ。大変だねぇ。休日出勤手当を貰わなくっちゃね」▼「ねぇー聞いてよ、その間社長は海外旅行だよ。信じられる?」「えーっ!じゃ特別手当ももらわなくっちゃ。代休もね」「それ何ですか?年休もないんですよ、うちの業界(飲食店)では」「正社員で、保険証もあって、何年も働いていて、年休がないでは労基法違反だよ」「…だよねぇ」▼これは、労働組合が無い職場の出来事であるが、日赤の職場でも労働基準法違反が横行しているのも実態だ。「不払い時間外労働」「三六協定なしの時間外・休日労働」等▼腹立たしいのは、妊産婦に対して上司が「貴女は夜勤できないのだから一人前ではない。働きたいのならパートにしなさい」と事実上の解雇。知らないから本人も同意してしまう。今後二人目を出してはならない。労働組合の機能を発揮できる組織にならなくてはと、つくづく思う。




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