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執行部も悩んでる 第1回単組新役員研修会開く

日赤労働者748号



「先輩の遺産がとても大きい。今の労働条件を改悪させないことが大切」

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 四月二三〜二四日熱海・ホテル池田において、全日赤第一回単組新役員研修会を開催しました。この会には、現場から三七名、本部併せて四七名が参加をしました。現場参加者の内訳は、二〇代一一名、三〇代六名、四〇代八名、五〇代一〇名、六〇代一名、未回答二名。職種では、看護職二三名、医療職(二)表二名、事務六名、調理師等・一般職(二)表三名、保育士一名、組合専従者三名でした。
  内容は四つの講義を本部四役が分担して行いました。いずれも「よくわかった」「大体わかった」の声が多数で、本部の事前予想以上の反応が得られました。是非来年も継続していきたいと考えています。

 《以下感想》
●第一講義「日常組合活動の留意点」:中村書記長
・よく知らない言葉が委員会で飛び回っていて理解できないことも多々あったけど、この講義で少しわかったし、用語辞典も活用できそうに思った。(二〇代看護師)・最近、慣れの中の執行委員会をしていたなあと反省しました。新しく執行部に入った当時、自分に何ができるのかなと思いめぐらせてた事を思い出しました。(三〇代看護師)・組合員どうしとは仲良く仕事をしたいと、他のスタッフより強く連帯感を持っています。その仲間を増やしたいです。(四〇代看護師)・基本が大事、わかっているつもりでも(五〇代看護師) 
●第二講義「法律と全日赤の協定について」:岡田副委員長
・労働基準法、労働契約、労働協約、就業規則の関係がよく分かった。労働組合に入るという利点も分かって良かった。(二〇代看護師)・労働協約が上回っていたら、それが絶対条件になるんだと分かりました。(二〇代専従)
●第三講義「スト権届出・労基署・地労委活用などの実務」:河野書記次長
・不当労働行為の実際が例を通してわかった。(五〇代看護師)
●第四講義「全日赤の歴史と展望」:太田委員長
・看護師の労働が多くの先輩Nsの努力や苦労の上にあることが、よく分かる講義でした。歴史を知らずに看護師をしていたなあと思いました。(二〇代看護師)・たくさんの歴史のもと、今の全日赤があり、私たちの労働条件が生まれ守られていることを改めて感じました。これを今後も守り、伝達する役割がある責任も感じ、活動の力にしていきたいと思います。(三〇代看護師)・感慨深いものがあります。しみじみしちゃいました。(四〇代看護師)




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