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個人情報保護「誓約書」撤回
既提出分は本人に戻す―病院側回答
釧路

日赤労働者752号



 釧路単組は九月二八日、個人情報保護法関係で病院側が職員に提出させていた「誓約書」を撤回させ、すでに提出されていた分は各職員本人に返却することを病院側に約束させました。
 これは、今年五月夏期闘争の交渉時に病院側から提案があり、九月一二日に全職員に配布され提出を求めていたものです。
 組合は当初から誓約書は不要であり実施しないよう強く申し入れ、実施後も中止を求めてきました。そして、九月二一日、病院長に対し要求書を提出し、誓約書義務づけは「本来管理責任者が責任を負うべきものを職員個人に転嫁する意図があるのではないか」と追及し、即刻中止を求めました。
 この「誓約書」問題については四月六日の本社交渉で、本社は勉強中≠ニしながらも「就業規則があるのでそこまでは必要ないと思う」との見解を示しています。病院側は本社に対しこの見解を確認した上で、「誓約書」提出を中止し本人への返却することにしたものです。




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