JRCSWU

あらためて核兵器廃絶を願う旅に
全日赤第31回中高年集会

日赤労働者752号



 全日赤第三一回中高年集会・かぐわしき会総会が、九月二五日から九月二七日にかけて九州・長崎で開催され、全日赤本部も含めて二〇単組六二名の参加がありました。


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 総会は、九月二五日に長崎市ホテル清風で行われ、まず長崎原爆青年乙女の会事務局長の小峰秀孝氏より「被爆者として生きる」という題で講演を頂きました。小峰氏の被爆してからのつらかった人生が語られ、涙なくして聴くことはできませんでした。その後松原副会長の司会で始まり、土井会長のあいさつ、岡田事務局長から、今年一年間の様々な活動と財政状況が報告されました。太田全日赤委員長からは、大幅な賃金の引き下げと成果主義賃金導入の不当性に対するたたかいが報告されました。日赤「九条の会」の立ち上げと、賛同署名の呼びかけも訴えられました。最後に次年度の幹事会役員の提案があり、承認されました。次回の開催地は関西を想定して準備をすすめることとなりました。夕食交流会では、地元の女子高生の蛇踊りが披露されて、その力強さに感動し、旧交を温め、楽しく交流しました。
 二六日は、長崎市内観光をして、平和公園や原爆資料館を訪れ、改めて核廃絶の思いを強くしました。バスガイドさんから、被爆した永井博士の「この子を残して」というお話を聞いて、また、泣かずにはいられませんでした。その夜は雲仙温泉に宿泊しました。
 二七日は、普賢岳の爆発により埋まった被災家屋保存公園を見学、土石流の恐ろしさを味わいました。その後フェリーで熊本へでて熊本城を見学し、一路福岡空港へ。夕方、来年の関西地方での再会を約束して帰路に着きました。

二〇〇五年度役員

○会長 
 土井重勝(京二OB)
○副会長
 松原公彦(大分OB)
○幹事
 成田征子(旭川OB)
 滝口妙子(盛岡)
 路野俊雄(成田)
 矢崎敏雄(諏訪)
 篠田栄次(高松OB)
○会計監査
 深沢栄子(医セOB)
 前田伸子(医セOB)
○事務局長
 岡田光久(本部)
○事務局
 河野昌晃(本部)




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