JRCSWU

ひとりひとりの顔がわかる
第22回リブ・ヤング・オータムinみちのく

日赤労働者753号



 

 一〇月八日(土)〜一〇日(月・祝)、岩手県・花巻温泉において『第二二回リブ・ヤング・オータムinみちのく(全日赤青年集会+第一六回青年代表者会議)』を開催し一二単組三五名が参加しました。実行委員のメンバーは前日から泊まり込んで会場の飾り付け(バルーンアート)の準備を行い、手作りのミドリのTシャツで参加者を迎えました。

 一日目の開会式では、青年代表者会議の議案の提案(青年協の紹介)を行いました。青年部を再建した八戸単組、新しく結成した松江単組などの取り組みが紹介されました。続いて学習会では、岩手県被団協の齋藤さんから被爆の証言を聞きました。参加者からは「原爆の恐ろしさを改めて感じました。被爆された方のつらさは、そのときだけでなくて、今もまだ続いていたことがわかりました」「被爆者の体験談をきいて二度と戦争を起こしてはいけないと思った」と感想がありました。その後の夕食交流会では、地方協ごとの自己紹介や班対抗ゲーム(オトナの借り物ゲーム、オトナの誰が本物かゲーム、オトナの輪ゴム渡しゲーム)を行い交流しました。

 二日目の午前は、スポーツレク(オトナのバトミントン、オトナの卓球)を行いました。久しぶりに体を動かすという人も多かったのですが、なかなか白熱した試合となりました。お昼ご飯のあとは、公園に移動し、班対抗ゲーム(オトナの手繋ぎ鬼ゲーム、オトナのちょめちょめおくりゲーム)、オトナのウォークラリー(お題写真と同じ写真を撮ってくるゲーム)を行い、班の仲間と団結して、相談して、行動してと組合活動の基本を体で体験したわけです。すっかり仲良くなった私たちの夕食交流会が盛り上がったのはいうまでもありません。夕食交流会では、地方協ごとに分かれて出し物を行いました。短い打ち合わせの時間しかなかったのですが、ダンスあり、芝居あり、コントあり楽しいものでした。感想でも「各地方の特色がでていておもしろかった」と大好評でした。

 三日目の閉会式では、中村書記長の『賃金侍が給与構造「改革」を斬る!』と題し、今、全日赤がたたかっているテーマについて学びました。「賃下げについてわかりやすく説明してもらえたのでよかった。同期の人たちにも教えてあげなくちゃ!と思った」「賃金については、組合ニュースでよく取り上げられているが、具体的にどういうことなのかよく分かっていなかったが、学習会での話しを聞いてよく分かった。話が聞きやすかった(話が上手でした)」と感想が寄せられました。

 この三日間で私たちは、全国に友だち(仲間)をつくり、温泉で日ごろの疲れをいやすことができました。こぢんまりとした人数ではありましたが、『ひとりひとりの顔がわかる』まさしくタイトルどおりの集会になりました。参加してくださったみなさん、送り出してくださった単組・職場のみなさんありがとうございました。一年かけて準備をしてくれた、地元東北地方協の青年のみなさんお疲れ様でした。

 




過去の記事 目次へ戻る