伊達日赤で十一月七日、労基法第36条に基づく労使協定(時間外、休日労働に必要な労使協定=36協定)のための労働者代表選出を行う職場代表会が開かれ、投票の結果単組執行委員長が過半数を獲得し、労働者代表に選出されました。これで、これまで病院側の言いなりに進められてきた36協定に、労働者の生活と働く環境を守る立場で要求を反映させる大事な条件を獲得したことになります。
病院側は今回も病院側の言いなりになる労働者代表にする意図を持って、一〇月十一日付で職場長のみに文書を配布して職員への周知徹底は行わず、一週間後に開く代表者会議に師長など職場長が職場代表になるようにし向けました。
しかし組合は、労働者代表選出に使用者側が介入してはならないこと、管理職など使用者者側を代表する職員を代表にした場合は無効となることなどを追及し、全職員に周知徹底して民主的に代表選出を行うよう申し入れました。
これを受け病院は、十月十七日の代表者会議を急遽延期し、再度職場代表選出をやり直すことにしました。その結果、二三人の職場代表で行われた投票で、奥瀬単組執行委員長が十三票(事務系係長が十票)獲得し労働者代表となりました。
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