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〇五年度第一回血液センター対策委員会と労使協議会が開かれる

日赤労働者754号



 一一月三〜四日、血液センター対策委員会と看護師集会が医療労働会館一階会議室で七単組二〇名の参加で開かれました。四日の午後は本社血液事業部との労使協議会もおこなわれました。まず、秋年末のたたかいの意思統一と各単組の活動報告をおこない、採血部門の諸問題や検査部門の集約問題について交流をしました。


 四日の血液事業部との労使協議会は、本社から石川経営企画課長、田口参事、その他三名が出席して本社地下会議室でおこないました。やりとりは次のようなものでした。
(1)二年課程通信制について
全日赤:臨地実習と面接授業を受けるために三五日間の休日を特別有給休暇として認めるべきだ。受講する人の代替え要員などはどうなっているのか。
本社:日赤全体の問題と考えており、血液事業部としてとくに対応を考えていない。
(2)大型免許取得について
全日赤:渉外課勤務になると移動採決車の運転のため大型免許が必要になり、自分の休み・費用で、免許を取りにいく事例があるが、取得に必要な費用は施設側でみるべきだ。
本社:そうですね。
(3)危険手当について
全日赤:製剤課でも作業中に血液が飛散することがある。危険性を認識しているのか。
本社:昔の手作業から大分機械化されたでしょう。感染症をもっているドナーには連絡を出すことになったので、(危険性の)間口は狭くなり、危険な採血は減るはずです。
(4)集約化の問題について
全日赤:集約化について、組合に対して、正式な提案は何もない。集約化を理由に退職の後、職員補充を行っていない。きちんとした対応をしてほしい。
本社:組合には口頭で話している。集約は検査部門をやっただけではだめなので、事業本部ができて効率化が求められている。
(5)採血責任者について
全日赤:センターにおける採血責任者は立場があいまいだ。
本社:教育訓練が必要だと思う。しかし、本社だけではできないので、できれば基幹センターにやってもらいたい。




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