JRCSWU

八戸単組の青年部活動
SMILE 生き生き
青年部主催賃金学習会

日赤労働者755号



 
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 一二月二日、八戸単組の青年部主催の賃金学習会が開催されました。一〇月に行われた花巻でのリブヤングオータムに参加した青年が、成果主義賃金についての話をきいて「みんなにも知らせたい」との強い思いが実現したものです。講師は本部の中村書記長を招いて行うことにしました。わざわざ東京から来てもらうのに多くの人に参加してもらいたいと、青年部ニュース「SMILE」で連日に渡り「賃金侍来る。成果主義賃金を斬る」と宣伝を繰り返して、前日の夕方と当日には朝ビラも実施したとのことです。もともと「SMILE」は職場に配布していたものを「一人一人、手渡しして参加を訴えよう」と朝ビラを思いついたそうです。また開催時間直前には、職員通路で呼びかける者、各職場を回って呼びかける者など役割分担をし参加を訴えた甲斐あって三〇人近くの職員が参加しました。
 最近、八戸単組では青年部が生き生きと活動を行っています。きっかけは昨年の花巻で行われたリブヤングの実行委員会として東北地方協の会議に出たことでした。他の単組の同年代の人達と知り合い色々な話、会議以外での話も出て盛り上がり、八戸単組でも仲間がほしいと仲間づくりの活動が始まりました。まず組合のことを知ってもらうためにニュースを書くことにしました。それが「SMILE」であり、笑って楽しく仕事がしたいとの願いでスマイルと名付けたそうです。最初は不定期で月に1、2回の発行でしたが、今では週3回のペースで分担を決め、職場の状況や組合で勝ち取ったこと、成果主義賃金の動きなど日赤で起こっていることなど報せています。またリブヤンで知り合った他の単組の青年にも送り、その人たちの意見や感想も記事にしています。
 四月には新職員への組合説明を一手に青年部が引き受け行いました。ベテラン組合員が難しい話をするよりも同年齢の先輩が訴える方がよいと経験上感じたからです。今では仲間も増えて、月一回毎月1日に青年部定例会を開いています。そこで「SMILE」の内容や交流会の企画、物品販売について話し合っています。
 ウラ番こと佐々木利希子さんは「労働組合をみんなに見せることが大事」「ひとりでやるのではなくみんなでやることが大事」と語っており、青年部長の伊藤香奈子さんを中心に八戸では青年が生き生きと活動しています。

 




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