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許すな!医療改悪・大増税一万四千人集まる

日赤労働者757号



 二月九日、「許すな 医療改悪・大増税!2・9国民集会」がさいたまスーパーアリーナで開かれ、全国から一万四千人が集い、小泉内閣がすすめる医療大改悪と庶民大増税を国民みんなの力で押しとどめようと意思統一しました。

 今国会に提案されようとしている医療大改悪法案は、高齢者の窓口負担を二割、三割に引き上げ、七五歳以上の高齢者すべてから保険料を年金から天引きするという情け容赦ないやり方、そして保険のきかない医療を拡大することで医療保険制度を根本から崩すとんでもないものです。集会では主催者の全国保険医団体連合会の住江会長が、高齢者に大きな負担を強いて、国民の生活を破壊する小泉「構造改革」ではなく、「もう一つの日本をめざした国民の大同団結を」と呼びかけました。そして、地域や団体の代表が運動の成果や思いを述べて交流、白衣の若いナースが職場のひどい働き方をなんとかしたいと訴え会場の共感を得ました。「地域から小泉構造改革ノーの声を」という集会アピールを受けて、各地でも集会や署名行動をしようと意志を固め終わりました。全日赤の各単組からの参加者も会場で顔を合わせ、励まし合いました。




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