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好評につき第二回単組新役員研修会開きました
「もっとみんなの力を発揮できるようにしたい」

日赤労働者760号



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 全日赤は四月二二〜二三日伊豆長岡・ホテルサンバレー富士見において、昨年に続き第二回単組新役員研修会を開催しました。この会には、現場から三九名、本部・講師併せて四八名が参加をしました。現場参加者の内訳は、二〇代十二名、三〇代十一名、四〇代五名、五〇代以上五名、未回答六名。職種では、看護師・助産師等看護職二一名、放射線・検査技師・臨床工学技士の医療職(二)表十名、事務・一般職(一)表六名、調理師・一般職(二)表一名、組合専従者一名でした。
 今回は四つの講義のほか、分散会討論の時間も設けました。
以下感想
○第一講義「日赤賃金初級講座と新賃金」:中村書記長
・一部難しいところもあったけど、今までよりもまた少し理解できたと思う。(二〇代看護師)・産休、育休の扱いについて補強が必要かな。(四〇代放射線技師)・病院のやりがいを失うような評価をさせないための対策を打ち出して欲しい。(三〇代看護師)
○第二講義「世界の働き方と労働組合」:全労連国際局・布施恵輔さん
・井の中の蛙だなと。知ろうとしなければ分からないことがたくさんあるということが分かり良かったし、話がおもしろかった。(三〇代看護師)・確かに自分は身の回りのことばかりを中心に物事を考えているなと思った。時には広い視点で物事を眺めて考えていくことが必要。(二〇代看護師)・アメリカ一辺倒がこんなにも進んでいたのかと恐ろしくなった。(五〇代事務)・国内の報道や政策決定のからくりの話などおもしろかった(三〇代放射線技師)
○第三講義「労働関係法規の基礎知識と労働条件」:河野書記次長
・ある問題が起こったとき、師長が「闘う側にも知識がなければ闘えない。言われたことを受け入れるしかなくなるのだ」と言っていたことを思い出した。正しい知識を持っている、自分を守ることにつながると思った。(二〇代看護師)・役員をしているのに知らないことが多く、非常に勉強になりました。(二〇代放射線技師)
○第四講義「日常組合活動の活性化をめざして」:梶間組織部長
・みんなで集まって学習し、問題をどう解決するか。学習することは自分の糧にもなるということが分かった。(二〇代検査技師)・梶間さんの話は聞き手が新人であることを意識した内容でとてもいいと思います!(三〇代事務)・ホントにそーなんですよね!なかなかできないけど…。(二〇代臨床工学技士)・活気があります!と言える組合になれるための糸口となるようもがいてみます。(三〇代看護師)
○全体を通して
 「賃上げはもちろん大切な課題ですが、今職場で家庭で社会全体で失われている『ゆとり』とか『思いやり』『人間らしさ』を手に入れるためにはどうしたらいいのか。労働組合としてもう一歩先を見ないといけないのではないかと考えています」(三〇代看護師)という声が印象的で、本当に大切な問題提起だと思います。そのためにも、真っ向から反する、今本社がやろうとしている、「勤務評定」は阻止しなければならないという意をますます強くしています。がんばりましょう!




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