JRCSWU

温泉につかって食べて日頃のストレスを吹き飛ばそう!
全日赤女性学習交流集会in熱海

日赤労働者761号



写真

 五月二七日〜二八日に熱海・ホテル大野屋で、雨が降る肌寒い中、本部・一一単組からあわせて二八名が参加しました。
 初日は太田委員長の情勢を踏まえた問題提起。医療制度改悪、診療報酬改定による医療への影響、その他二交替制夜勤、勤務評定による昇給制度の問題点等をわかりやすく説明して下さいました。
 翌日は全労連女性部長の柴田真佐子氏を講師に迎え、「男女雇用機会均等法を職場に生かすために」というテーマで講演をしました。今回の改正で差別禁止事項の拡大、妊娠・出産に関わる不利益取り扱いの禁止、セクシャル・ハラスメント対策で事業主の配慮義務規定が措置義務規定になったことを生かして、仲間を増やしてそれらを実行していくこと、生き甲斐を持って働き続けられる職場にするためにも、組合の力を大きくしながら運動を進めていこうという話がされました。
 討論では、二交替制の問題、休日出勤手当削減、年休の未消化、切迫流産の増加、保育所問題、看護師の離職率の高さ、時間外が取れない、セクハラ、昇進の男女差別、住居手当、扶養手当の男女差別、嫌がらせの為の職場の配置転換、など、生きがいを持って働き続けることができない、人権が侵されている職場の実態が明らかになりました。
 自分が持っている権利を仲間に知らせていき、それを広げて、みんなでたたかっていくことが必要だということを実感した討論でした。参加者からは「今後もこういう集会を持ってほしい。」との声が聞かれ、充実した集会になったのではないかと思います。




過去の記事 目次へ戻る