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歴代役員とともに明日への決意あらた
全日赤六十周年記念祝賀会

日赤労働者762号



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 全日赤定期全国大会二日目、七月十日午後六時より全日赤結成六十周年祝賀会が行われました。祝賀会には、第九代目中央執行委員長の宮崎守文さんをはじめ歴代の執行委員長と本部専従役職員のみなさん、医労連からは日本医労連本部と千葉県医労連の代表、本部会計のチェックと指導をいただいている公認会計士清水幹雄先生、そして大会出席者及び要員あわせ百四十五名が集い、全日赤の六十周年を祝いました。
 祝賀会は、中央執行委員会を代表して太田委員長があいさつ。戦後労働組合法が施行されてのちいち早く全日赤が結成され、病院ストのたたかいや二度の分裂攻撃を受けながらも大きく前進をかちとってきた歴史をふり返り、国民に痛みを強いる戦後最悪の政治で医療福祉が切り捨てられようとする厳しい情勢のなかで、先輩たちが築き発展させてきた全日赤の歴史をさらに大きく力強く発展させていく決意を表明しました。
 つづいて医労連本部田中千恵子委員長から来賓あいさつをいただき、全日赤が病院ストやナースウェーブなど医療・看護のたたかいで常に先頭に立ってきたことや、日本医労協・医労連結成に大きな役割を果たしてきたことなどに敬意を表しこれからも医療・福祉を守ってともにたたかっていこうとエールを贈ってくれました。
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歴代委員長による鏡割り
 そのあと、宮崎守文、塩冶一彦、土井重勝の各歴代執行委員長に、六十周年ということで日本の慣習にならって赤いチャンチャンコを着てもらいそれぞれあいさつをいただいたあと、太田委員長を加えて四人で鏡割り。本部書記長と副委員長を歴任された柘植つい子さんの音頭で乾杯をしました。
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乾杯の音頭―柘植さん
 食事と飲み物でしばらく歓談したあと、全日赤の歩みをプロジェクターを使って写真でふり返り、参加者の年齢層それぞれに思いを馳せ楽しみました。
 つづいて、宇夫方貞夫さんや石井信子さん、小西勝さん、大中伸一さんなど元本部役員のみなさんや清水先生からあいさつをいただき、全日赤への期待や激励をいただきました。それを受けて各地方協議長があいさつに立ち、先輩方へ礼を述べ歴史を引き継いで次代を担う青年に引き渡せるようがんばる決意を込めました。
 そのあと、各単組へ六十周年の記念品の一部として口語労働法(最新版)が太田委員長から手渡されました。そのほか記念品としては年内に「労働法全書」と「日赤労働者」縮刷版のDVDが各単組へ届けられます。
 祝賀会の最後に、三村真理子中央執行委員が、全日赤の現在と未来を背負って立つ青年として「明日への決意」を表明し、参加者ともに決意を新たにしました。
 祝賀会は、中村健一書記長が閉会あいさつをしてしめくくりました。そのあと会場を二次会に移し、先輩方を囲んで歓談の輪が拡がりました。

 




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