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約90名で本社に要請。玄関前で集会、シュプレヒコール
成果主義は許さない=チームワークを壊す「日赤の職場、医療の職場に合わない」

日赤労働者765号



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 中央委員会終了後参加者はバスで日赤本社へ移動。当日参加の関東地方協の仲間、日本医労連本部や全医労、民間全国5組合の仲間も合流し、約九〇名の集会となりました。
  支援の挨拶では、「命に差別があってはならない。その医療の職場に差別があってはならない(日本医労連)」「成果主義を導入した施設では退職者続出(健保労組)」「3分の2以上の職員署名、年末年始出勤拒否闘争で撤回させた(全労災)」「成果主義をやっている場合ではない。看護師確保・離職防止を日赤の経営者はすべき(国共病組)」などの発言がありました。
 要請行動は本社側は人事部の課長等四名が対応しました。
 参加者からは、「非常に抽象的でこれで評定はできない。七月末までにフィードバックすると言っていたが、まだ返されておらず、この試行は失敗だった、業務的にも困難という証明だ(秋田)」「正当な評価されず仕事も増え、患者置き去り。看護師の働きがいはみんなで力を合わせてチームワークで仕事をしてこそ(和歌山)」「これが入ったらやっていけないという中堅層が沢山いる。医師や師長も署名をしている(医C)」など、次々発言がありました。
 最後に、「勤評で働きづらい職場にしていったら、病院の基盤そのものをくずす。管理職がどんどんやめていった病院の事例もある」と勤務評定による査定昇給の導入を撤回を要求しました。本社側は「職員のやる気を引き起こして、組織の活性化が期待できるから導入する」としか、答えることができませんでした。
 集会は参加者から感想を述べ合い、署名と経営者要請行動を強めることを意志統一し、シュプレヒコールを行って終了しました。




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