十二月二日〜三日、都内で第一七回青年代表者会議を行い、十一単組十八名が参加しました。少しばかり寂しい感じでしたが、リブ・ヤング(全日赤青年集会)の参加者との再会もあり、アットホームな感じで会議が進み、活動報告では、地方協や単組青年部での取組みりやリブ・ヤングについての報告があり、活動方針について論議しました。
楽しかったリブヤング
今年のリブ・ヤングは、二三回目を数え、山梨県の河口湖の近くで開催しました。参加は十六単組四七名で、予定していた『自然満喫オリエンテーリング』や『(カレー)具材争奪クイズ』『飯盒炊さんとカレー作り』などなど、晴れの日企画で楽しみました。参加者アンケートの中でも「カレー作りがたのしかった」という感想がダントツで多く、班では、それぞれ役割分担をしながら、協力して昼食をつくりました。薪になかなか火がつかず、苦労している班もありましたが、炊きあがったご飯をみると「お焦げもない」上手なできでした。
また、オリエンテーリングでは、『看護師増員署名』を集める企画(合計五〇筆集まりました)や学習会では中村書記長に労働組合に入って得したこと、良かったことを体験を交えながら語ってもらい、学びと行動もしました。夜はバーが開店しカクテルを飲んだり、実行委員も参加者に混じり交流したりなど楽しい三日間をすごしました。
悩みも多いが、楽しく
地方協や単組での取り組みは、交流会、スキーや飲み会、新人歓迎行事など企画が報告され活動を交流しました。また、「呼びかけてもなかなか人が集まらない」とか勤務希望の数が限られていたり、くじ引きで休みを決めているところなど、人集めに苦労している悩みも出されました。しかし、「企画を行うと『次は何をするの?』とか『手伝います』など企画を期待する声が出てまた企画しようと思う」とか「メールを使って情報をお知らせしている」など参考になる経験も出されました。楽しい企画や交流会など全国に紹介していきたいので、みなさんの情報もお待ちしています。
また、本社が導入しようとしている「勤務評価における査定昇給」についてや「長野赤十字上山田病院の閉院問題」についても話しを聞き、情勢についても学び『知って知らせて、仲間を増やして行動すること』が必要だと感じました。
戦争肯定の靖国史観
次の日は、参加者と本部役員とさいたま単組のみなさんと日本平和委員会の西村さんの案内で「靖国神社」の見学に行きました。大きな鳥居をくぐったあと大村益次郎銅像があり、灯籠(日赤の従軍看護師の救護のレリーフもありました)やアジアの国々から集めた石を使った碑や、『遊就館』の展示など戦争を彷彿させるものがたくさんありました。私達のほかにもたくさんの見学者がいたのには驚きましたが、靖国の歴史や資料を見ながら、ニュースで問題となっていることは何か、歴史をどうとらえるの考えるきっかけとなりました。短い時間ではありましたが、しっかり交流と学びができたと思います。送り出してくださった単組のみなさんありがとうございました。
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