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神奈川・津久井日赤に
全日赤津久井分会結成する

日赤労働者770号



写真 津久井赤十字病院は、神奈川県相模原市・津久井湖のほとりにある一般百三十二床、職員数約二百名の病院です。
 五月一四日労働組合、『全日赤津久井分会』が結成され、福井和夫分会長(放射線技師)を選出。二四日病院に対し、「結成通知」「二〇〇七年夏期要求書」「団体交渉申し入れ」を提出し、正式に活動を開始しました。
 福井さんは、津久井では過去に何人もの職員が、院長や看護部長から呼び出されて叱責され、結果的に退職をしていくのを何度も見て、労働組合の必要性を痛感。数年前より全日赤個人加盟労組(本部単組)に加入し、今年二月と四月には、職員要求アンケートやパンフレット、勤務評定反対の宣伝なども行ってきました。今回組合員も増えたことから、分会結成となったものです。現在神奈川県では唯一の全日赤の労働組合となります。
 申し入れでは、全日赤本部より河野書記次長・藤田中央執行委員、神奈川医労連より竹山書記長が同席しました。病院側は渋谷事務部長と田中総務課長が出席し、紳士的に対応していただきました。
 この会談では、特に「管理職の一部に『不当労働行為』が行われており、病院として是正すること」「パワーハラスメント、メンタルヘルス対策を行うこと」「チーム医療を壊す、勤務評定は導入しないこと」等について言及しました。尚、団体交渉は六月上旬に行う予定です。




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