機関紙「日赤労働者」

3年ぶりの女性集会オンラインで
9単組15名が参加

 4月23日(土)に3年ぶりとなる全日赤女性集会をオンラインで開催し、9単組15名が参加しました。

育児・介護休業法の改正ポイントを学ぶ

 集会では、「働き続けられる職場とは」をテーマに、2022年4月より順次施行される育児・介護休業法の改正ポイントについて学びました。
 参加者からは、「平日勤務の育短者が年休を希望したら『あなただけにあげられない』と土曜日勤務になり、ベビーシッターを雇うことになった」「育短者が申請した時間どおりに帰れない実態がある」「育短者は夜勤へのプレッシャーをかけられ、子が1歳になると夜勤を月1回、2歳になると月2回するように言われ、夜勤をしないという申請は差し戻される」など、悲痛な実態も合わせて交流しました。
 子育てをしながら安心して働き続けるためには、当事者がいかに声をあげ改善していくのか、人員を増やして子育て中のスタッフを支える職員も一緒に働き続けられる職場にしていきたいと思います。
 また、女性委員会では育短者の実態をつかむためにアンケートに取り組む予定です。


オンラインツアー『浅草ぶらぶら旅』とゲーム

 学習会のあとは、お楽しみ企画の第1弾として全日赤本部のある東京・入谷周辺から浅草を紹介しました。合羽橋道具街や仲見世、浅草寺、隅田川を巡り、浅草に残る戦跡を紹介しました。2018年に開催した女性集会(浅草戦跡めぐりと屋形船)に参加した方からは「懐かしかった」「ウクライナ侵攻もあり平和の大切さを再認識した」などの感想も出されました。
 お楽しみ企画の第2弾は、『写真推理ゲーム』をしました。12枚~30枚のカードを順番にめくり、下に隠れた写真を当てるゲームで、浅草にちなんだ建物や祭り、食べ物を参加者に回答してもらいました。

 オンラインの集会でしたが、楽しく交流することができました。そして、参加者からは久しぶりの再会もあり「コロナが落ち着いたら、みんなで集まりたい」との声も多く出されました。参加されたみなさん、お疲れ様でした。送り出していただいた単組のみなさん、ありがとうございました。

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