機関紙「日赤労働者」

賃上げ増員が必要
第1回地方協代表者会議
スト回避基準を了承
本社回答は定期大会で承認

 全日赤は、4月23日に第1回地方協代表者会議を開催し、19単組40名(本部含む)が参加しました。

本部提案の討議

 本部は、4月28日の統一行動を背景に25日の本社団交に臨むにあたって、春闘の経過、交渉の到達点および今後のたたかいについて事前にFAXとメール送信した「報告提案書」に沿って提案しました。
 本部が提起したスト回避基準(5項目)については、反対がなく了承され、また本社回答の対応について中央執行委員会の責任においておこない、定期大会にて事後承認を得ることを意思統一しました。

格付け問題など発言つづく

 参加者からは、4月の新賃金の格付けについて、「組合が再三説明を求めたがされていない」「調整給の説明し、3月末の俸給額と変わらないことに愕然としている」「勤務評定の本格実施と新賃金移行で、展望も見えず3月末の退職者が多かった」「同じ認定看護師の資格でもP2とP3になっている」「格付けの基準が明確でない」「師長・係長の意見も聞かず格付けしており、恣意的」などだされました。また、物価高騰が組合員の生活に影響をあたえていること、現給保障対象者は定期昇給すらないことがだされ、賃上げや増員の必要性を共有しました。また、要求実現のため、組織拡大は急務であると意思統一しました。

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