機関紙「日赤労働者」

NO勤務評定
公正・公平な評定でない
極めて主観的な判断基準
〈Rプランにおける勤務評定〉

 勤務評定では、職員(被評定者)の働きについて上司(評定者)が、評価するものですが、評価の基準が客観的に示されていたとしても、その基準に沿って達成しているかどうかを計る「物差し」は、評定者の考え方によって変わるものです。ひとりの評定者の元で、各被評定者の評定結果が違っていたとしても同じ「物差し」で計った結果であるので、個人的感情がないことを前提に公平と言えます。
 しかし、別の評定者の「物差し」で計った場合には、評価が変わることはあり得ます。例えば「患者さんの話を聞いていて他の業務が遅れてしまった」ことに対して、A師長は「患者の話を聞くのは大事」と高評価とし、B師長は「業務が遅れるのは良くないこと」と低評価となるのは、それぞれの師長の「物差し」が「患者優先」なのか「業務優先」なのかの違いで評価が変わるのは公平とは言えないものです。
 Rプランにおける勤務評定の各評価項目の着眼点(評価する内容)には、曖昧な表現が多く見受けられます。そして最終的には、それぞれの評価項目ごとに点数化し、その合計で「最終評語」(S、A、B、C、Dの五段階)を決めて、一般職員の「昇格」や管理・監督層の「評価昇給」に反映させるものです。
 点数という客観的な指標により評価するように見えますが、点数を付ける時の判断基準は極めて主観的な判断基準によるものであり、公正・公平な評定ではないと言えます。

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