機関紙「日赤労働者」
大会宣言
全日赤は7月12日から13日、東京南砂町において第79回定期全国大会を開催しました。大会には代議員、オブザーバー、役員等111名が参加し、活発な討論を経て2025年度の運動方針を確立し、新役員を選出しました。
賃上げ機運は今年も続き、大企業を中心に新社会人や若年層は大幅なベースアップが続いています。しかし主食の米を含む食品全般や光熱費の値上げが続き、経済的・心理的不安を増大させています。トランプ政権による自国第一主義の政策、ウクライナ侵略やガザ地区攻撃、中国の海洋進出など、世界経済や平和を脅かす行為も継続しています。このような世界情勢で、核廃絶を長年訴え続けた日本被団協が2024年ノーベル平和賞を受賞しました。平和を望む世界中の人々から賛同を得た成果です。
大会では、深刻な人員不足により、職員が疲弊し精神的苦痛を強く感じています。時間外労働や休憩時間の取得困難、時間外手当の不払い問題は相変わらず続いています。
勤務評定は、多忙な業務をさらに増加させています。回答に困るような評価項目、評価者による大きな評定誤差など、問題事例が多数発言されました。がんばっても評価も賃金も上がらない制度に対する不満や怒りが寄せられました。
ハラスメントについて、組合が毅然とした対応を行った報告がされました。
新歓の取り組み報告がされました。計画を立て、一人ひとりに声をかけ加入を訴えた成果が、昨年以上の拡大につながりました。組合活動を見せること、行事など参加することで組合に対する理解を深めたいと、意思統一しました。
勤務評定を撤回させ、要求を実現するには、「数の力」が必要です。全日赤は2026年に結成80周年を迎えます。全単組で組織拡大2か年計画に取り組み、80回大会を6000名の仲間と迎えましょう。
私たちは人間らしく働きがいのある職場、平和な世の中をめざし、明るく楽しく活動します。学習を深め要求で団結し、皆で前進を続けます。どんなに厳しい情勢にも屈することなく、要求実現を目指して、単組、地方協、本部が一丸となり全力で奮闘します。
以上宣言します。
2025年7月13日
全日本赤十字労働組合連合会第79回定期全国大会