機関紙「日赤労働者」

「共同声明」提出
中央3組合が賃金共闘
Rプラン反対に続き意思統一

 日赤内にある中央3組合(全日赤、日赤新労、日赤労組)は、本社提案の「2025年度賃金改定」に対し共闘できる要求点をまとめ、共同声明を作成し、10月29日(水)に本社に共同で提出をしました。
 世間は賃上げ基調であり多くの企業では4月賃上げである中、日赤職員だけが11ヵ月も賃上げがないことは納得できません。物価上昇は本年4月以降も下がることなく職員の生活を圧迫し、現場では過酷な業務をこなし日赤事業を支えています。世間並みの賃金が確保できないのであれば、辞めていく職員が増え、募集しても人が集まらないなど、人員確保に影響を与えます。
 そうしたことから、中央3組合で懇談を重ね、2025年度賃金改定を4月から実施するよう本社に申し入れることにしました。2021年の「Rプラン反対」の共同声明の発出に続き、中央3組合が立場の違いを超え、共闘の意思統一できたことは、大変、意義のあることです。

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