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機関紙「日赤労働者」

日赤本社前朝宣伝&五一〇〇名の参加者で盛り上がった 一〇・一八医労連中央行動

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 一〇月一八日朝八時、日赤本社前に五〇名を超える全国の日赤で働く組合員が詰めかけ、勤務評定反対、日赤は公的医療機関として地域医療を守れ、医師・看護師増員を訴えるビラの配布や宣伝行動を行いました。日赤本社敷地の屏沿いの歩道で、近隣の会社に通勤する会社員や通行人に向けて配布した一千枚のビラは予想以上に受け取りがよく、行動のインパクトが大変大きかったのだと感じました。本社正門前で元気よく訴える組合員の姿に出社する社員の多くの人に笑顔で挨拶を返されました。
 その後、昼から行われた医労連など一一団体が主催する『医師・看護師増やせ一〇・一八医労連中央集会』に合流しました。
 医師・看護師の増員や患者負担の軽減、国の医療予算の増額を求めるこの集会は、全日赤組合員を含め白衣姿の医療労働者・関係者ら五一〇〇名が全国から集まり、「医師・看護師を増やせ」「医療難民をなくせ」「地域医療を守れ」と訴えました。

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 田中千恵子・日本医労連委員長は、看護師の増員を求める請願が国会で採択されたことや、医療格差がメディアで取り上げられるなど、これまでの運動が社会の関心を集めていること、「医療、福祉、介護が安心して受けられるようになるまで頑張ろう」と連帯の重要性を訴えました。
 ゲストとして壇上に登ったタレントの清水國明さんは、「僕が推奨する地方での自然と共存するライフスタイルの提案が、田舎に医療機関が無くなることで実現できなくなる。お医者さん、看護師さんのいない所に誰も住みたいとは思わない。厚労省に大きな声で訴えよう」と快活に発言されました。
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 そして、埼玉済生会栗橋病院の本田宏副院長が連帯あいさつし、「沖縄のように国民が立ち上がれば、日本政府は変わる。話題の映画「シッコ」のマイケル・ムーア監督が、映画で日本を取りあげなかったのは、日本の医療は水準が低すぎて比較にならないと言っていた。せめて日本の医療や福祉を国際水準に引き上げよう」と訴えました。
 また、各政党から谷博之氏(民主)、小池晃氏(共産)、福島瑞穂氏(社民)、亀井亜紀子氏(国民新)らの参議院議員が各党の医療への取り組みを発言し、社会保障を削減する「構造改革」路線の転換や、七五歳以上の高齢者に負担増を強いる「後期高齢者医療制度」の中止などを訴え、国会での野党の連携が必要と強調しました。
 集会終了後、参加者らは思い思いにデコレーションされたプラカードや風船、着ぐるみなどを着て銀座をパレードしました。集会の模様は、TBS「噂の!東京マガジン」のなかで放映され、全日赤の組合員のコメントが報道されました(一〇月二八日東京など)。

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