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 本日(〇八・一・一七)の新聞に、厚生労働省の出した政府広報が入っていた。「平成六年以前にフィブリノゲン製剤の投与を受けた方は、肝炎ウイルスに感染している可能性が一般の方より高いと考えられる」ので、心配な方は、かかった医療機関へ問い合わせをしてほしいという広報である▼フィブリノゲン製剤を使用した日本中の病院が載っているが、ほとんどの赤十字病院が入っている。多分病院には電話の問い合わせが殺到しているのではないかと想像するが、感染の不安を抱く患者さんには親切に対応し、カルテを探し出し、応えてほしい▼その広報誌の一番はじめに、「C型肝炎は、早期発見・早期治療が重要です」と書いてある。そのとおりだが、今までの厚労省の対応をみると、「よく言うよ」とつっこみを入れたくなる▼薬害C型肝炎被害者の原告らの揺るぎない信念が、政府を動かした。しかし、それには五年もの歳月がかかった。代表の山口美智子さんを五年間取材し続けたテレビをみたが、彼女の「肝炎患者全員の被害回復を訴え続けてきたから、ここまでこれた。原告だけの救済を訴えていたら、ここまでこれなかった」という言葉に共感の涙がこぼれた。今度こそ薬害の根絶を願う。

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