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機関紙「日赤労働者」

08春闘の合い言葉は『反貧困!』 「貧困を無くせ!」「ワーキングプアを無くせ!」「後期高齢者医療制度は廃止に!」

写真 二月一三日正午より東京・日比谷野外音楽堂にて『無くせ貧困!二・一三総決起集会』が行われ、七千名近い参加者で行動が行われました。
 全労連、民主団体、女性団体などの呼びかけに結集した多くの仲間の代表が寒空の下、熱気のこもった行動を行いました。日本全国に貧困が広がっている状況を象徴するように、今春闘では「最低賃金を時給千円以上に」「派遣法を労働者保護法にせよ」「生活保護の老齢・母子加算を元にもどせ」と切実な要求が目立ちました。
 反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんは「一昨日も病気で十分に働けず家賃も国民健康保険料も払えない三〇代の女性から相談を受け、日本が人間を再生産出来ない弱い社会になってきているという気がします。安心して生きていける基準を定める必要がある。社会保障費の削減政策の転換をしなければなりません」と発言。生存権裁判の東京原告団の八木明さんは「私は八〇歳を超えましたが、今着ているコートは四五歳の時に買ったものです。私は戦争を体験しているが、今もまた当時のような生活をしなければならない。私のような高齢者と皆さんとが手を取り合って共闘していきましょう」と力強く訴えました。
 農民連の白石淳一会長は牛乳の入った五〇〇mmリットルのペットボトルを手に掲げ「酪農家はこれ一つで三五円にしかならない。水よりも安い。日本の食糧自給率三九%の今、日本の農業を守るためには行政の抜本的改革が必要」と述べ、三多摩健康友の会国立支部の山本春男さんは「後期高齢者医療制度はすべての高齢者に高い保険料を強制する。老人は早く死んでしまえということ。誰もが安心してかかれる医療の実現をと各地の自治体も政府に対して見直しの意見書を出している。中止・撤回のビラ、署名も集まっている」と呼びかけました。
 集会終了後、各団体は省庁前で諸要求を突きつける集会や交渉を行う『霞ヶ関総行動』を行いました。各省庁前には「労働者派遣法の規制強化」「最低賃金の大幅引き上げ」「後期高齢者医療制度の撤廃」「生活保護の拡充」「最低保障年金制度の確立」等の声が響きわたりました。

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