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機関紙「日赤労働者」

2009年春闘要求 アンケートの特徴

 春闘要求アンケートの集計は、一七単組一、八九三名(二月二七日現在)と昨年より二単組四五六名多く集約され、賃上げ要求額は、平均で昨年より若干低い二五、九一五円となりました。
 昨年と比較して、性別、年齢、雇用形態、職種に大きな変化はありませんが、組合加入については未加入者が一八一名から四四六名と約二・五倍となっています。
 約九割が女性であり、七割強が看護職となっています。年齢では二〇代(三三・二%)と三〇代(三一・三%)で六割強となり、平均年齢は約三七歳でした。雇用形態は正職員が九三・五%、嘱託・臨時・パート職員が五%であり、今回は派遣・委託社員から二五名の回答がありました。
 その結果討議を経て、全日赤は「本俸一律二〇、〇〇〇円」と「体系是正を合わせて、二七、〇〇〇円以上」引き上げ要求を決定しました。

生活実感は

 生活実感では、昨年と比較し「かなり苦しい」は一〇・一%と横ばい、「やや苦しい」が三四・七%と三ポイント減少。両方併せ「苦しい」と答えた人は四四・八%となり、「まあまあだ」が四九・八%と「苦しい」を上回りました。これは、「一〇〇年に一度」と言われる経済不況でワーキングプア問題がクローズアップされる中で、「自分はまだマシ」、と思う傾向が反映しているものと言えます。
 年齢別では、一〇代(二〇%<八〇%)と二〇代(三三・五%<五八・七%)および三〇代(四二・二%<五三・二%)では、「苦しい」より「まあまあ」が上回り、四〇代より高年齢層では「苦しい」が「まあまあ」を上回っています。これは、住宅取得(ローン)や子供の教育費など出費が嵩む実態が反映しているものと言えます。

問1
問2

身体の疲れは

 「とても疲れる」五二・四%(昨年五五・〇%)と「やや疲れる」四一・四%(昨年四〇・〇%)を合わせて九三・八%(昨年九五・〇%)に達し、ほとんどの職員が疲れている状況が続いています。一昨年九七・〇%から年々比率が減少しているのは、団塊世代の退職により、職員の層が若手にシフトしてきていることが反映しているものと言えます。
 年齢別では、「とても疲れる」と「やや疲れる」を合わせると、一〇代一〇〇%、二〇代九三・五%、三〇代九四・六%、四〇代九三・〇%、五〇代九六・〇%と全ての年代で九割を超えました。

問3

職場での不満は

 全体では、(1)「休日取れない」、(2)「賃金が安い」、(3)「人員少ない」、(4)「時間外多い」、(5)「仕事きつい」、(6)「成果能力主義が強まった」、(7)「一時金少ない」であり、「人員不足」「休日取れない」「成果主義強まり」が増加しました。

 

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