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機関紙「日赤労働者」

二交替2月強行をストップ 地域・患者が求める看護めざし 北見単組「まつかさ」で連日訴え

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「いつでも どこでも だれでも 安全・安心の医療・看護を」は、だれもの願い(昨年10月22日の医労連中央集会にて)

 北見赤十字病院では2009年8月12日に「病院経営悪化、赤字解消のため人件費削減を目的とした病棟看護師の長時間夜勤・二交替制」を提起してきました(少ない人数で夜勤をさせ、人件費をカットする、夜間のタクシー代金を解消する、深夜の時間外手当カットなど)。
 この提案に労働組合は、長時間夜勤・二交替制では看護師は働き続けられず、患者さんへの医療、看護の低下につながらざるを得ないため、強く反対しています。

白紙撤回を求め経営者と交渉

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連日訴える組合ニュース「まつかさ」

 北見では、長時間夜勤・二交替制は、精神科で05年に三ヵ月間試行しました。その結果、長時間夜勤はとても大変で家族や子どもが犠牲になり、自分自身の健康も保てず、患者さんへ責任ある仕事が十分出来ないという経験をし、その過酷さ故に職員も二交替を望まず導入は中止になりました。
 北見ではこれまでも三交替で「日勤―深夜」や「準夜―日勤」等の勤務は組ませておらず、今回の二交替(長時間夜勤)導入は、労働条件の不利益変更であることや、看護の質の低下、事故防止の観点からも、二交替には断固反対であり、労働組合は白紙撤回を求めて病院経営者と交渉を進めています。
 そして、組合ニュース「まつかさ」で、二交替制導入の狙い(人件費削減)や、長時間夜勤が身体に与える影響、患者への影響、他施設での二交替の実態などとりあげ、連日配布しています。その中で病院側がとったアンケート(誘導尋問的)によっても六割の看護師が反対しています。
 また、12月28日には「長時間拘束二交替夜勤導入に反対に関する要求書」を提出し、組合員名を列挙して三交替の労働条件を保障するよう求め交渉しています。

地域や患者さんにもアピールを

 病院側は当初、試行せずに2010年2月より完全実施し、三ヵ月ごとに検証するものの問題があっても三交替には戻さない、という強硬姿勢でした。しかし、組合の追及で1月5日、「完全実施」から「試行」に変え、「評価内容によっては三交替に戻すことも検討する」と態度を軟化させ、組合軽視の姿勢を、「強行突破をするつもりはないので、十分に話し合って、どうすれば試行できるか条件を出し合いたい」と誠実交渉の立場に立たせています。
 そして1月12日、病院側は、労働組合と交渉してきたが、いまだ充分な理解に至っていないと判断し、2月からの試行ができない、と「変則二交替制試行延期」を表明しました。しかし今後、労働委員会を活用し斡旋案等に基づいてすすめていくこと、二交替実施の他施設より講師を招いて講演会開催、その後に改めてアンケートをとる、などと二交替制導入に執念を燃やしています。
 北見単組は今後、地域や患者へのアピール、署名行動などのとり組みを準備しています。また、この問題で組合加入があり、病院側は二交替で組合が増えると導入できなくなると警戒しています。そこで組合は、組合に入って長時間夜勤・二交替を止めさせようと、組合員拡大に大いに力を入れています。

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