全日赤 日本医労連全日本赤十字労働組合連合会 働くものの権利を守り、患者さんが安心して医療・看護を受けられる日赤を 全日赤 日本医労連全日本赤十字労働組合連合会 働くものの権利を守り、患者さんが安心して医療・看護を受けられる日赤を
全日赤紹介
全日赤の考え
機関紙「日赤労働者」
単組・地方協の取り組み
全日赤の動き
専門部
組合用語集
リンク集
カレンダー
会員専用
個人加盟労組のご案内
 
 
ホーム 戻る
HOME機関紙「日赤労働者」目次>機関紙「日赤労働者」
機関紙「日赤労働者」

単組地方協代表者会議開く 賃金妥結報告 一時金削減許さず

 10月20日、医療労働会館で、2010年第1回単組地方協代表者会議が行われ、役員含め55名が参加。賃金妥結の報告と秋年末闘争の意思統一をしました。
 最初に中村書記長から、2010年賃金妥結の経過と報告がされ、『賃金・一時金削減反対署名』の取り扱いについて「賃金について妥結はするが、引き下げには納得していないし、まして一時金の引き下げは許せない」と、引き続き運動を強化すること、11月12日の統一行動日は、全単組で行動を起こすことが提起されました。また、なによりも重要なことは、運動を通して組織を拡大することであり、「ひとつ上を目指す」ため、単組ごとで目標を設定すること、退勤時間調査や16日賃金支払日行動に、本部も単組に出かけ一緒に行動することが提案されました。
 その後の討論では、通勤手当が駐車場代より安いなど自家用車通勤の矛盾が出され、副社長通知では「実費弁償」とあることから、駐車料金、ガソリン代を考慮した手当を追及していくことが確認されました。また、一時金の削減が予想される中、「がんばって働いているのになぜ削減するのか」との怒りを結集し、昨年末の闘争でも見えてきた施設の矛盾を追及することを確認しました。
 また、看護師の働き方については「看護サミットで、“勤務間隔12時間”や“時間外労働をなくそう”など、われわれが長年主張してきたことを看護協会のトップが発言。看護部長の考えを変えさせたい」や「2交替もしんどいが、3交替にも戻りたくない。3交替を改善するためにはILOに立ち返る必要がある」と、看護協会の動向も利用しながら、今こそ増員署名に力を入れ、増員や夜勤改善のチャンスであることが発言されました。
 組織拡大について、退勤時間調査や組合役員選挙での拡大経験が報告され、労働組合の存在や活動を見せることの大切さを共有しました。また、長野(血)単組の雇い止め問題の経過が報告され、非正規職員を正規職員にさせた単組から「長年、職場でがんばって仕事をしているのだから堂々としていい」と激励される場面もありました。
 今まさに、働きがいのある人間らしい働き方(ディーセントワーク)の実現にむけ、仲間を増やし、この秋年末をたたかっていくことを意思統一しました。

このページのトップへ戻る

Copyright(c)2006 全日本赤十字労働組合連合会 All rights reserved.