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機関紙「日赤労働者」

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 最近「ディーセント・ワーク」という言葉を耳にする機会が増えた。日本では関係する政労使で「働きがいのある人間らしい仕事」と訳することが申し合わされている。この言葉の意味には、品のある、世間並みの、まともなとかいろいろあるが、なんとなく雰囲気は伝わる▼でも今の日本では、日々の仕事や暮らしぶりから見て、およそディーセントという状態からかけ離れている実態があまりにも多すぎるのではないか?ワーキングプア、派遣切り、過労死の危険と裏腹の長時間加重労働など、いずれも「働きがいのある人間らしい仕事」とは言えない▼関連して「ディーセント・ワーキングタイム」という言葉もあるが、その中には「労働者の健康に良い労働時間」や「家族にフレンドリーな労働時間」というものが含まれている。これは、いよいよかけ離れてきた▼所定内だけで16時間もの夜勤が健康に良いはずはなく、家族にやさしいことはない。日勤深夜や準夜日勤では勤務間隔がどれだけあるだろう▼だからこそILOは条約や勧告で看護師の最低労働基準を示した。勤務時間は8時間を超えるべきではない。時間外を含めて12時間を超えるべきではない。勤務と勤務との間は少なくとも12時間はあけなければならない。人間らしい労働には、どれも欠かせない。

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