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機関紙「日赤労働者」

全日赤結成65周年の節目の年に飛躍的な前進をめざそう 全日赤中央執行委員長 岡田 光久

 全国で働く組合員の皆さん、新年明けましておめでとうございます。希望を持って新年を迎えられたことと存じます。

昨年を振り返って 

 昨年をふりかえってみますと、第一に賃金闘争では、本社の人事院勧告準拠方針のもとで、いわれのない賃下げ攻撃を受けましたが、新たに住居手当の上積み回答を引き出し、人勧とは違った決着をつくりあげたことです。
 第二に、休日出勤手当の一方的不支給攻撃に対して闘った広島裁判闘争は、地裁で勝利しました。この勝利によって全国的な休日出勤手当の不支給攻撃が止まったことです。全国に大きな励ましとたたかいへの確信にもなりました。
 第三に、昨年秋に取り組まれた日本医労連の「いのちまもる全国縦断キャラバン行動」によって、「看護師増やせ」「夜勤を改善せよ」の運動が新たな世論をつくりだしています。日本看護協会の「働き続けられる職場づくりに向けて」のパンフの発行、民主党や自民党の中に、「看護議員連盟」等を結成する動きとなって現れています。昨年11月の国会議員要請行動で22名が「看護師増員、夜勤改善」請願署名の紹介議員等に賛同していることにも現れています。
 私たちは、ここに確信を持って、2011年春闘に引き継ぐ必要があります。

命守る2011年の運動の前進を

 地域医療の崩壊は未だに続いています。職場の労働環境も一層厳しくなっているのが現状です。
 当面する11年春闘の課題は、今取り組んでいる「大幅増員、夜勤改善」請願署名の7万筆を早期に達成することです。また、働き続けられる職場づくりをめざすこと。とりわけ、厳しい過重労働で看護職は疲弊し、離職へと追い込まれています。今こそ労働環境の早急な改善が求められていますし、それに見合う賃金を獲得するために、大幅な賃上げが必要です。そして、看護職の健康と安全を守ることこそが患者の健康と安全を守るこであり、医療・看護をまもることです。
 2011年は、全日赤結成して65周年です。節目の年にふさわしい運動を展開することを年頭の挨拶とします。

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