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機関紙「日赤労働者」

増員・夜勤改善署名に取組もう

 今、看護師の労働条件・労働環境の改善に向け、風が変わってきています。それは、わたしたちが「看護師を増やせ」「夜勤改善」の運動を積み重ねてきた結果です。

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 2人の若い看護師の過労死認定をきっかけに、日本看護協会は大阪高裁の労災判定に照らし過労死ラインである月60時間以上の時間外労働をしている看護師が2万人以上いると発表しました。また、「夜勤・交代制勤務に関するガイドライン骨子案」を提起し論議を開始しています。
 昨年秋に取り組まれた医労連の「全国縦断キャラバン」では、職場や地域で社会的なアピールをし、「大幅増員・夜勤改善署名」は、71万7632筆・200万の目標に対し36%の到達(うち全日赤は1万9329筆)でした。この署名の紹介議員は55名、賛同議員75名、自治体の意見書採択は300(うち趣旨採択13)にのぼりました。

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 そして昨年の12月には、細川厚生労働大臣(当時)の指示で省内に「看護師らの労働環境改善に向けた省内プロジェクトチーム」が設置され、6月17日に報告書がだされました。報告書と同時に、医政局長、労働基準局長をはじめ5局長連名の通知「看護師等の『雇用の質』の向上のための取組について」が、都道府県知事、各県労働局長、日本看護協会や日本医師会など関係医療団体等に発出されました。通知の内容は、「労働時間等の改善」や「医療従事者の負担軽減策」に関して「診療報酬改定に向けた検討」などにも言及しています。
 職場での増員要求を実現するためにも、国に向けて増員・夜勤改善の運動が重要です。この秋、医労連が提起している「地域キャラバン行動」で職場や地域でアピールし、新しい「大幅増員・夜勤改善署名」でさらに大きな世論を広げましょう。だれでもいつでも、良い医療や看護・福祉サービスを受けることは国民の願いです。看護師が安心して健康で働き続けることは、患者・利用者の安全と安心をまもり、質の良い看護が提供できます。このことに確信を持ち、職場から地域へと運動を大きく展開し、ホップ、ステップで来年春にはジャンプで200万筆の署名(目標1人10筆)を達成しましょう。

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