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春闘学習会に25単組、55人

 全日赤は中央委員会に引き続き同会場で、2月5日と6日の2日間、25単組55名の参加で「2012年春闘学習会」を開催しました。

将来をかけた重要な春闘

 第1講義は、医療・社会保障問題を中心とした「2012春闘情勢と労働運動の課題」を横山壽一・金沢大学教授(国民医療研究所所長)が講師です。
 日本の経済・社会保障の将来をかけた重要な春闘であることが強調され、(1)組織された労働組合の存在なしには国民的運動は困難(2)逆に国民的運動の高揚なくしては賃金・労働条件の大幅な改善も困難、と解説し、労働組合の役割について期待を込めて終わりました。
 第2講義は、「日赤賃金の仕組み」について中村書記長が、昇給・昇格方法を解説し、賃金要求の根拠をわかりやすく話してくれました。
 第3講義は、「非正規労働者の課題」と題して、河野書記次長が、「本来、同一価値労働同一賃金であるべき、労働契約法、パート法、派遣法の趣旨を生かして待遇改善と正職員化をめざす」ことを呼びかけました。

看護師の夜勤交代勤務のリスク、その負担軽減対策は…

 第4講義は、労働科学研究所の佐々木司氏を講師に行われました。夜勤の体への有害性を解き明かしながら、その軽減については、「(1)夜勤は最小限にとどめるべき(2)日勤の始業時刻は早くすべきでない(3)勤務交代の時刻は、個人レベルで融通性があること(4)勤務の長さは労働の度合いによって決め、夜勤は短くする(5)短い勤務間隔時間は避ける(6)少なくとも2連休の週末休日を配置する(7)交代方向は正循環がよい(8)交代の1周期は長すぎない方がよい(9)交代順序は規則的に配置すべき」と話を進めました。
 最後に、「看護部長は、患者の安全・スタッフの安全を考えているのか」「8時間労働と、2時間(仮眠)の休み」を獲得する必要があると結んで終わりました。
 私たちの今後の運動に示唆を与える内容でした。

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