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 9月11日、マガジンハウスから『新・戦争のつくりかた』が出版された。2004年に計12万部あまり売れた本の改訂版である。巻末の資料を充実させ、戦後の日本国憲法施行(1947年)から2014年まで、安全保障関連のどんな法律が、いつ成立してきたのかが一目瞭然にわかる年表がついた▼驚くことに、この本文は10年前の「戦争のつくりかた」のまま、あえて手を加えていない。まるで今を予言していたかのような文章が並んでいる▼「世界の平和を守るため、戦争で困っている人びとを助けるため、と言って」出て行こうとすることを、このあいだ閣議決定したよねぇ。「戦争のことは、ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、というきまりを作ります」というのは、特定秘密保護法のことではないのか。なんだかリアルな感じがして、背筋が寒くなってきた▼しかし、まだ日本では戦争は始まっていない。「人のいのちが世の中で一番大事」という、当たり前のことも私たちは発言できる。先の戦争では、われわれの先輩である多くの医療従事者がいのちを落とした▼「白衣を再び戦場の血で汚さない」―いのちを守る医療従事者だからこそ、発信していかなければならないのではないか。そう、平和な未来をつくる責任は、私たちにあるのだから。(Ig)

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