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機関紙「日赤労働者」

原水禁世界大会in広島

 8月4〜6日に原水爆禁止2016世界大会広島が開催され、全日赤からも代表団を含め数単組から参加しました。
 日本の総人口でも戦後生まれが8割を超え、原爆投下当時を知る人は年々減っています。
 今回参加した青年分科会は、参加者が被爆の実相を学び、核兵器をなくす意味をつかみ、被爆者からの体験や思いを学ぶため、@地域の被爆者を訪問する企画、A被爆者の話しを聞き取る企画、B青年のガイドで碑巡りする企画、C被爆当時の証言から追体験する企画から1つを選び、受け止め、交流しあう内容でした。
 今回は、初めて碑巡りに参加しました。平和公園内には多くの原爆関連物があり、印象的だった箇所の一つがレストハウスです。原爆ドーム同様被爆当時の建物であり戦後補修されて現在も使用されています。爆心地から約170メートルと近距離ながら原型を留め、しかも偶然地下室にいた方は助かったと聞き驚きました。また、平和公園そのものが原爆投下前は町であり人が暮らしていた場所で、原爆投下で一瞬にして町がなくなってしまったことに改めて原爆の恐ろしさを感じます。また、川沿いにある原爆犠牲ヒロシマの碑は、1982年に平和活動をしていた高校生が川底から採掘された原爆瓦を使い建設しました。戦争を知らない世代の平和活動の一環として建てられたもので興味を持ちました。
 碑巡り後のグループワークでは、公園内だけでもこれだけ碑があるのは知らなかったという人や、教師や保育士の方は、子供達に平和の事を伝えていかなければならないと語っていました。今回碑巡りのガイドとなった青年たちは、事前学習をし、広島県被団協事務局次長の大中さん(全日赤OB)からもレクチャーを受けたそうです。
 私たち青年は、被爆者から直接話しを聞く最後の世代であり、核兵器をなくす世代です。いま、被爆者と手を取り合い、ともに核兵器廃絶実現のために力をあわせていきましょう。
 また、医労連産別交流会で、広島単組の三上さんが「戦争と看護」と題した学習講演をおこないました。

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