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 5月10日、参議院本会議で幼児教育および保育の料金を無償化する『改正子ども・子育て支援法』が成立しました▼子育て世代にとっては喜ばしいことです。しかし、無償化になることで入所希望者が増え、待機児童問題が深刻になることも心配されています。施設の利用料は全額無料になるものの、通園送迎費や食材料費、行事費などは対象外とされています▼幼稚園や認可保育園施設の利用料は所得に応じて設定されています。子どもの多い世帯や低所得世帯への対策はすでにおこなわれている中、一律での無償化は高所得世帯ほど恩恵を受けることになり、低所得世帯の負担増になりかねない…という不公平感が生まれることも懸念されます▼また、現場での一番の問題は入園希望者が増えることで待機児童が増え、更なる保育士の確保が必要となります。保育施設は質よりも人員配置を優先せざるを得なくなり、保育の質が担保されない施設による事故や事件が増えてしまっては本末転倒です▼『令和』という新元号がスタートして1ヵ月。現場は慌ただしく何も変わらない毎日ですが、どのような制度に変わったとしても、大切な子どもの命と未来を預かっていることを忘れずに日々働いていきたいです。『令和』が平和な時代でありますように…(Ts)

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