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機関紙「日赤労働者」

看護助手の業務内容など討論
看護師・看護助手合同学習交流集会

 全日赤は、5月25日から26日、都内にて看護師・看護助手合同学習交流集会を開催し、11単組23名(本部・講師含む)が参加しました。
 初日は、中央執行委員長が「基調報告(ゆきとどいた看護を実現するために)」と「看護補助者ガイドライン」について、2015年に全日赤が取り組んだ看護助手業務アンケートの結果も交えながら報告しました。
 その後、看護師・看護助手混合の2グループで討論をおこないました。看護助手の業務内容や困っていることなど出しあいました。
 今の看護職場は、看護助手なしには業務が遂行できず、看護チームの一員として看護助手の役割は大きくなっています。看護助手の業務に関して法令で明確な定義はありませんが、保助看法においては「療養上の世話」と「診療の補助」は看護師の業務独占と定められています。2019年3月に新しく出された厚労省告示において「主治医もしくは看護師の指示を受けて看護補助業務をおこなう」となっており、業務の責任は指示した看護師が負うことになっていますが、協働をすすめていく上で患者を中心とした療養生活を支えるチームとして看護助手の業務内容や労働条件を整えていく必要を感じました。
 2日目は、神戸市看護大学の林千冬教授による「看護ケアの危機 看護師の介護職の協働」と題し、特定行為に係る看護師の研修問題や看護補助者と看護師の協働をどう進めていくのかお話をいただきました。また、イギリスで看護補助者の資格を新設した(看護補助者から看護師への道もある)ことや25日に日赤看護大学で開催された川島みどり先生の学習会の内容もあわせて話していただきました。前日の分科会での討論内容とリンクしている部分も多かったのでより理解が深まりました。
 集会の最後に、ホテルのバスで巣鴨地蔵通り商店街近くまで送ってもらい、看護師増員署名に取り組み、炎天下の中30分の宣伝でしたが、買い物客や通りすがりの住民に積極的に声を掛け54筆が集まりました。

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