全日赤 日本医労連全日本赤十字労働組合連合会 働くものの権利を守り、患者さんが安心して医療・看護を受けられる日赤を 全日赤 日本医労連全日本赤十字労働組合連合会 働くものの権利を守り、患者さんが安心して医療・看護を受けられる日赤を
全日赤紹介
全日赤の考え
機関紙「日赤労働者」
単組・地方協の取り組み
全日赤の動き
専門部
組合用語集
リンク集
カレンダー
会員専用
個人加盟労組のご案内
 
 
ホーム 戻る
HOME機関紙「日赤労働者」目次>機関紙「日赤労働者」
機関紙「日赤労働者」

5月1日はメーデー
今では「労働者の祭典」

 5月1日は日本赤十字社の創立記念日ですが、世界各地では労働者が団結して権利要求する「労働者の日(メーデー)」です。今年の日本のメーデーは100周年を迎えますが、新型コロナウイルスの影響で集会やデモを縮小・中止するところも少なくありません。

メーデーの由来

 現在の「メーデー」は、アメリカで「8時間は労働時間、8時間は休息時間、8時間は自由時間」と8時間労働の実現を要求したことに由来します。以降、労働者たちが集まり、権利を主張する日として、ヨーロッパをはじめ各地に広がりました。今では「労働者の祭典」として祝日とする国も多く、この日は世界中で労働者たちのイベントや、デモ行進などがおこなわれています。
 日本では、1920年に第1回メーデーが東京・上野公園で開かれました。そしてこの間、長時間労働や低賃金を社会問題とさせ、「時間短縮(週労働40時間)」や「最低賃金」などを勝ち取ってきました。

今年のメーデーは91回目

 91回目を迎える今年のスローガンは「8時間働いて普通に暮らせる賃金」「めざせ1500円・全国一律最低賃金」などです。なお中央メーデーは、規模を縮小し当日ライブ配信されることになりました。
 私たちは、何のために働くのでしょうか。「生活やお金のため」、「自己実現のため」「社会とのかかわりを持つため」「社会貢献のため」など、人それぞれだと思います。働き続けるためには、業務内容や職場環境と「くらし」を切り離して考えることはできません。長時間労働や職場環境のストレスで疲れきっている状態では、プライベートを充実させることは難しくなります。

改善できるのは労働組合

 職場環境や労働条件を改善してくことで労働者が働き続けられる職場になり、ひいては医療や看護・福祉の質を向上させ、患者や利用者にとってより良いサービスを提供し、施設の発展に貢献できます。そこで、労働組合は、労働者の意見や要望を要求にまとめ施設(使用者)に伝え、改善策を協議していきます。これは、使用者と対等な立場で交渉できる労働組合だからこそできることです。

このページのトップへ戻る

Copyright(c)2006 全日本赤十字労働組合連合会 All rights reserved.