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 総務省の統計によれば65歳以上の高齢者は2019年9月時点で総人口の28・4%となったそうです。街ですれ違う人の約4人に1人が高齢者となる計算になります▼つい先日のこと。夜遅く帰宅したところ、自宅前で近所に住む独居の高齢男性が、直立不動で佇んでいました。これまでは挨拶を交わす程度の間柄で、何事かと思い声をかけ二言三言言葉を交わしましたが、コミュニケーションが取りづらく、また以前より痩せて背中も曲がっていました▼その日は男性宅に連れていき事なきを得ましたが、事故に巻き込まれる可能性もあったことを考え、翌日、地域包括支援センターに連絡。するとその日のうちにスタッフが男性宅を訪問、今後は連携して見守りをすることになりました。初めての相談でしたが、迅速、丁寧、親切な対応に驚き、支援には地域住民の協力が不可欠であることも知りました▼地域包括支援センターは高齢者を介護・医療・保健・福祉で支える相談機関。しかし個人情報保護の壁で支援の手が困難な場合も。都会では隣人との交流は極端に少なく、挨拶しないことも珍しくありません。異変に気づかず事件になることも▼異変に気づいたら相談機関に、を心がけることで未来の自分を助ける事につながれば・・・と思う出来事でした。(Ym)

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